ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ Part 6 (34) フィリップ4世の娘イザベルの、愛と憎しみのドラマ その3

こんにちは。Victoriaです。

2013/04/14(日)、京都大学百周年時計台記念館で開催された、
ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ Part6 14世紀の世界」講義録のまとめ、
今回は「フィリップ4世の娘イザベルの、愛と憎しみのドラマ その3」。





貴重な日曜日、
一切の用事を後回しにして、
イザベルの愛憎劇に入れ込んでるVictoria・・・




大丈夫なのか?
衣替えと称して、
押し入れの片付けをするんじゃなかったのか・・・???





ふふっ、
いいのよ、
衣替えよか、
愛と憎しみのドラマの方が100万倍おもしろいし・・・





さて、
新婚当初から、
盛大なバトルを繰り広げ、





エドワード2世派 VS イザベル派






に発展して、
マジな闘いをした二人、






まずは、
エドワード2世が先手を打ち、






イザベル、ロンドン塔に幽閉される。






おおお!!!
出た!
ロンドン塔!





イギリスの王室って、
ケンカすると、
やたら、
相手を、
ロンドン塔に幽閉するよね・・・







それで、
イザベルお姫様は、
かわいそうに、
1314年から1323年くらいまで幽閉されていたらしい・・・





ここらへん、
ちょっと解せないんだけど、






なぜかっていうと、
後にイザベルの愛人となるロジャー・モーティマーとは、
ロンドン塔の牢獄の中で知り合っているのよ、





クサイ飯食った同士???





ロジャーは、
ホントは断頭刑だったんだけど、
イザベルが王(って夫のエドワード2世のことよね?)に懇願して、
終身刑減刑してもらったらしい。






ここ、
確認したんですが、
エドワード2世は、
1307年〜1327年まで王位にありましたから、
夫に頼んだことは確かです。






つまり、
夫に幽閉されてはいたんだけど、
泣いて頼めば、
言うこと聞いてくれるくらいの信頼関係はあったというわけだな???





というのも、






イザベルはエドワード2世の子を4人産んでいて、
一人目が1312年、
最後の子は1321年に産んでるのね・・・





てことは、






妻を幽閉したとかいいながら、
ロンドン塔の中でセックスしてはらませたのか???





いやあ、
ミステリーだらけだわ・・・





どうなってんですかね・・・???






とにかく、
この二人の関係は、
ただの愛憎劇にとどまらず、





政治的な駆け引きに、
多分に利用された側面もあって、





周囲の人間を盛大にまきこみながら、
どんどんこじれていきます。






エドワード2世ってのは、
あんまり、
政治的な才能にはめぐまれなかったみたいで、





最初、
イザベルが嫁いできた時、
愛人の宰相といっしょになって、
いじめたって話はしたけれど、






この時の愛人ってのは、
さっさと反対派に粛清されてしまって、






続いて、
デスペンサー父子ってのを重用するんだけど、






息子とデキてた・・・






そんなのばっかり・・・






マジで、
エドワード2世ってのは、
下半身に支配されてたヤツらしい・・・






それで、
イングランドにいたっておもしろくないイザベルは、
脱獄してフランスへ逃げてった愛人を追って、
フランスへ行きます。






て言っても、
イザベルはれっきとしたカペー家のお姫様なわけだから、
逃げたというより、
里帰り?






そこで、
牢獄の中で愛を誓った愛人と感動の再会を果たし、
永遠の愛を誓った二人・・・






二人でにっくきエドワード2世をやっつけようぜ!







さあ、
二人の復讐劇はどうなったのでありましょうか・・・?






つづく・・・






Victoriaでした。