クイーン フレディ・マーキュリーの愛とセックスと音楽 前半

こんにちは。Victoriaです。

イギリスChannel 5が2004年に制作した"Freddie's Loves"という番組がある。







感想 : 

あまりにも生々しい内容に度肝を抜かれ、正座してメモをとりながら見てしまった・・・




「オレはフレディと寝たぜ!」
っていう元フレディの愛人のおじさまたちが続々と登場し、
ペラペラとフレディとの情事について語る番組で、
はっきり言って、


AVよりもよっぽどエロい・・・



ホント、ないのは、フレディの本番だけなんじゃないかっていうきわどさで、


Victoria、勉強になりました・・・



この番組でわかったことを簡単にまとめると、


1 フレディのナニは巨大であった
2 フレディのセックスは抜群にすばらしかった
3 フレディは常に新しい恋を探していた
4 フレディの作った歌はすべて実在の恋人に向けたメッセージであった
5 フレディはマッチョなタイプが好きだった
6 フレディはセックスするのに愛はいらないと豪語し、
  相手がいれば、一日中、毎日でもセックスできるスタミナの持ち主であった
7 フレディは常に周りをお気に入りのboysで固め、彼らのことを"daughters"と呼び、実際女の子の名前をつけて呼んでいた
8 フレディは日本にも愛人がいた  (一体、どなたかしら?一度、お目にかかってみたいわ・・・)
9 晩年の6年間は、豪邸で、元愛人+現愛人+フレディの5人で暮らしていた
10 生涯を通じて心から信じていたのはメアリーで、彼女にすべての財産を残し、残りの愛人たちには、500,000ポンドを残した
  


フレディは、まだクイーンとしての活動を始めたばかりのころ、
バンドメンバーのブライアン・メイの友人であったメアリー・オースチンと恋におち、
同棲するわけだけど、そのころからすでに、頭の中は、
「男とのセックス」
でいっぱいだったらしい。

街を歩いていても、
「あ、今のバーテン、いいよね」
「おおっ、あの、ドライバー、かっこいいじゃん」
てな感じで、
主にマッチョなタイプの男に目をランランとさせていたそうで、
それでも、メアリーとの関係は6年間続いたわけだけど、
困った問題が起きた。



フレディ、マジである男に惚れてしまった・・・



男に惚れてしまったフレディが何をしたかというと、



公開ラブレターを発表・・・




これです。



Killer Queen (キラー・クイーン)。


ご覧いただければわかると思うけど、



フレディ、120%ゲイじゃないか・・・



これ作った時点で、まだ、自分自身ゲイだってことを認めてはなかったらしい。

それで、問題はその歌詞なんですが、

出だしは



She keeps Moet et Chandon
In her pretty cabinet
(おしゃれな棚に、モエ・エ・シャンドン



で始まるんだけど、
実際、この時、フレディが惚れていた男のキャビネットには、
モエ・エ・シャンドンがあったらしく、



「やっべー!フレディったら、オレのこと、歌っちゃってるよ・・・マジ・・・?」



って感じだったらしい。


あんな完璧な女装で、
あんなにエロい視線で見つめられたら、
誰だってオチるわよね・・・



クイーンと言えば、この曲。



Bohemian Rhapsodyボヘミアン・ラプソディ)。


この曲は、大きく3部に分かれていて、
曲調が明らかに変わるんだけど、
これは、当時、フレディが抱えていた三重苦を象徴してるっていうのね。


一つ目は、メアリーと暮らしている自分。
二つ目は、男が欲しくてたまらない自分。
三つ目は、実際、男と寝てる自分。


そう思って見ると、
歌詞も、愛する人を裏切らなければならない自分の悲しいサガを嘆きつつ、
最後は、「気にせず、成り行きにまかせよう・・・」で終わるあたり、
ふっきれつつあるフレディを暗示しているような・・・


それで、実際、この曲を作った後で、
ついに、メアリーに告白。

「ボク、バイセクシャルだと思うんだ」
と打ち明けると、
「フレディ、あなたはバイセクシャルなんかじゃないわ。



あなたは、ゲイよ!



と言い切ったメアリーは、
その後、23年間にわたり、フレディの唯一の理解者となった。




フレディの愛人たちによれば、
「フレディとメアリーはお似合いのカップルだったんだよ、ホント。



あれでメアリーが男だったら、絶対結婚してたと思う・・・



メアリーのお墨付きを得たフレディは、
堂々と男とデートするようになったわけだけど、
マスコミにはいくら追いかけられてもゲイだということを認めようとはしなかった。


だけど、歌詞とパフォーマンスを見れば一目瞭然なわけで、


例えば、



We are the champions  (伝説のチャンピオン)。



ゲイのおじさまたちに言わせれば、
これなんか、ゲイ・パフォーマンスの極みだって言うのね。


そういわれてみれば、フレディの衣装、
体にぴったりしたタイツで、


はっきり言って、ヌードよりもセクシー・・・


明らかにモッコリしちゃってるし・・・

この曲で歌ってる、


We are the champions (オレたちはチャンピオンだ)


のオレたちって、「オレたちゲイ」のことだったのね・・・


そういえば、クイーンとコラボしたこともあるデビッド・ボウイが、フレディについてこう語っている。


「ボク、フレディのこと、好きだよ。
だって、ボク、タイツをはいた男には目がないし・・・


Victoriaは、クイーン全盛期のころ、実はクイーンよりはデビッド・ボウイのほうが好きだったんだけど、
デビッド・ボウイって、やっぱり、お目が高いわね・・・




フレディの曲は、すべて、
「ゲイであるフレディが歌う恋の歌」
ってことを織り込み済みで聞かなきゃ、真意はわからないってことで、


実に奧が深い・・・



おまけに、、
歌詞で「恋人募集中」であることを堂々と広告しただけでなく、
自分の持ち物をわざと体にぴったりしたタイツをはくことによって見せつけてもいたわけで、



究極の公私混同だった・・・



これなんか、まさに「恋人募集中」全開です。



Somebody to love (愛にすべてを)。


歌詞も、


Can anybody find me somebody to love?
(誰でもいいからボクに心から愛することのできる人を見つけてよ)



っていう内容で、
Victoriaの厳正なるリサーチによれば、


フレディのモッコリ度が最高潮を迎えるのはこのvideoです・・・



フレディは、セックスするのに愛はいらないっていう主義で、
ツアー中なんか、世界中で「3F」を実践。

3Fっていうのは、


Find, fuck and forget
(見つけて、ヤって、捨てる)


ってことで、
日本に公演に来たときも、
新宿で相手を見つけたらしい・・・




ふう・・・
なんか、まだ、番組の半分までしか来ていないんですけど、
Victoria、ぐったりです。



なんだか、一戦交えたかのような疲労が襲ってきたので、ちょっとここで休憩・・・



後半もお楽しみに・・・



Victoriaでした。



・・・


後半 → クイーン フレディ・マーキュリーの愛とセックスと音楽 後半 - Victoriaの日記



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