クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件  第5回公判  事件は法廷で作られる

こんにちは。Victoriaです。

さて、
クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件で起訴された八田隆氏の第5回公判のまとめをしていて、
つくづく感じたのは、








事件は法廷で作られる。








明らかな犯罪(殺人とか窃盗とか)と違って、
この件に関しては、
最初から特に被害者がいるわけではなく、









強いて言うなら、
取れるはずの税金を取り損ねた国が被害者?ってことなんだけど、









それについては、
もう国税と話はついてて、
追徴金も払ってるわけでしょう?









もともと、
お金が問題だったわけで、
それはもう、
追徴金含め、取り返しているわけだから、
そこで終わりにすべきだったんじゃない?って、
すごく思う。









一件の申告漏れについて、
国税庁と検察の両方に訴えられるのって、
二重に裁かれているみたいで、
よくないと思います・・・









そうでなくても、
もともと国税は絶大な権力を持っているんだから、
追徴金という形で厳罰に処した上に、
なおさら検察に告訴して、
普通の経済活動してた人間をこてんぱんにやっつける必要って、ないんじゃないか・・・???










ホント、
つくづくそう思った・・・









何でもそうだけど、
関わる人間が多くなればなるほど話ってこじれるもので、
今回の件に関しても、
八田隆氏側の関係者は、
八田氏本人と顧問税理士の先生、
それに、
裁判のために頼んだ弁護士の先生くらいだから、
総勢5人?










対する検察側は、
税務調査した担当者から、
国税の査察、検察まで含めると、
一体何十人の人間が関わったのか、
想像もつかない・・・









でも、
頭冷やして考えてみたら、
これって、
別に事件でも何でもなく、
納税額が足りませんでしたって、
それだけのことで、










なんかよくわからないけど、
いろんな人の手を経るうちに、
いつの間にか事件にされちゃって・・・









伝言ゲームで話がどんどんデカくなるのと似た感じ・・・???










・・・ということで、本日の結論 :









事件は法廷で作られる。











Victoriaでした。



・・・


クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件 第5回公判 寄り切り - Victoriaの日記