伊関友伸著「地域医療 再生への処方箋」 第6章 「まちの病院」をなくさないために必要なこと

地域医療 ~再生への処方箋~

地域医療 ~再生への処方箋~

いよいよ最終章です。

自治体病院をなくさないようにするための具体的な提言がまとめられています。

特に感動したのは、「ある村長の物語」です。

K村長が、診療所に毎日医師が来るように一生懸命努力して、やっと毎日医師が来てくれるようになった。まわりに店などないので、村長がお昼を出していた。

しかし村長が亡くなり、新しくやってきた事務員が、お弁当と有料にすると言った。
そしたら、一斉に医師が一人もいなくなってしまった、というお話。

医師が、決してお金のために働いているのではない、という深いお話です。
全文をご覧になりたい方はこちらへ→ある村長の物語: 賢い子は外科にきてはいけません