victoria007の簿記論直前まとめノート

こんばんは。victoria007です。
ついに今日、私が最も苦手とする論点の復習に入りました。

特殊商品売買です。

あまりにも答えの数字が合わないので、もう捨てようかと思った時もありました。
けれども、諸先輩方に「商品を捨ててはいけない」と忠告されまして、気を取り直しました。

たしかに、簿記はそもそも商品売買のためにあるのだから、それを捨ててはだめよね。

「めんどくさいから」という理由で、関係代名詞の勉強を捨てて、英語長文を読もうとするようなものです。

今日は怒濤のように一日中特殊商品売買の問題を解いてました。

おそろしいことに、ほぼ全問不正解。

このまんま明日を迎えてはなりません。

ということで、ここで要点のまとめをすることにしました。

  • 割賦販売

割賦販売には、修正販売基準法と対照勘定法があります。
その違いを端的にここでまとめてみましょう。

1 いつ売上の計上をするか?
修正販売基準法では、販売時に売上計上します。
販売時の仕訳:借方(割賦売掛金)貸方(割賦売上)

対照勘定法では、代金回収時に売上計上します。
販売時の仕訳:借方(割賦未収金)貸方(割賦仮売上)
代金回収時の仕訳:借方(現金預金)貸方(割賦売上)
         借方(割賦仮売上)貸方(割賦未収金)

2 回収・未回収のボックス図で使用する率は何か?
修正販売基準法では、繰延売上利益を計算するので、割賦利益率

対照勘定法では、繰越商品を計算するので、割賦原価率

3 戻り商品損失の計上は何を使うか?
修正販売基準法では、割賦売掛金の貸倒として処理するので、売価で計上

対照勘定法では、商品評価損として処理するので、原価で計上

4 戻り商品がある場合の決算時の仕訳は?
修正販売基準法・対照勘定法ともに、借方(仕入)貸方(戻り商品)

5 対照勘定法で回収不能の時の仕訳で注意する点は?
前期売上分なら、貸方(繰越商品)
当期売上分なら、貸方(仕入