シルバースプリングのバッジ

3時の約束の、10分ほど前に着きました。
入ると、こじんまりとしたオフィスですが、なんだかとっても活気にあふれています。
働いている人達が若々しくって、会話が明るい。
「メルさんとお約束があって」
って言うと、すぐに会議室に通してくれました。

3時きっかりにメルさん登場。
手には、真っ赤なファイルを持っています。

メルさん「いやあ、お待ちしてました。遠いところようこそ。メルです」
victoria007「お忙しいところお時間いただいて恐縮です。メルさんの業績についてうかがってとても感銘を受けました。今日はお会いできて光栄です」
メルさん「とんでもない。私も楽しみにしてました。それより、あなた、イギリス英語しゃべるんだね。実は私のワイフ、イギリス人なんですよ」
victoria007「恐縮でございます。私、アメリカは今回が初めてで。あら、ステキなバッジつけてらっしゃいますね。それ、もしかしてシルバースプリングの街章ですか」
メルさん「いやあ、よく気づいてくれました。そうなんですよ。これ、シルバースプリングのバッジです。記念にあなたにあげますよ」

会ってまだ3分くらいしかたってないのに、メルさんがスーツの襟につけていた赤いシルバースプリングのバッジを外してくれました。

これがシルバースプリングのロゴね。

メルさんが手に持っていた赤いファイルには、シルバースプリングのパンフなどいろんな資料がぎっしり入っていました。

メルさん「これはね、市販の紙の安いファイルなんですよ。それに、シルバースプリングのシールを貼っただけなんだけど、立派に見えるでしょ?お金はいくらあっても足りないから知恵をつかってるんですよ」

バッジももらったし、ファイルももらって、なんだかわくわくしてきちゃった。

victoria007の取材、出だしからめちゃ好調です。