11歳の紳士?

こんばんは。victoria007です。

日曜日に英語スピーチコンテストに行った帰りのこと。

出場したのは小学5年の男子。

見事入賞し、おめでとうをかねてイタリアンレストランに行きました。

まず、入り口のところで、

「先生、どうぞ」

なんと、ドアを開けて待っていてくれます。

おお、なかなかやるじゃないか!

メニューが配られ、おしぼりが出ると、

「先生、どうぞ」

まず、私にまっさきに渡してくれます。

前菜が出てくると、

「先生、どうぞ」

ナイフ・フォークをささっと取って器用に並べ・・・

ピザを食べきれずにおみやげにしてもらうと、帰りにさっと取って車まで運んでくれました。

11歳です。

男の人に、こんなに大事にされたの久しぶり。

なんで、彼はこんなに紳士なんだ?

育て方じゃあ、ないみたいなのね。

だって、彼にはお兄ちゃんがいるんだけど、お兄ちゃんは見事に何も気づかない日本男子ですから。

これで、このまま英語をしっかりしゃべれるようになったら、世界中どこへ行っても女性に大人気になるにちがいない。

後でお母さんから聞いたのですが、イタリアンレストランを選んだのも彼だとか・・・

「先生にはおしゃれなお店が似合うから」

と言って、下見までして選んでくれたとのことでした・・・

それで、ちょっと前に、大人の男性数人と飲みに行ったことを思い出しました。

私は遅れて行ったんだけど、誰一人、私にドリンクを注文しようという気が働かず、メニューをとってくれるでもなく、ようやく気づいた一人が、
「この卵焼き食べます?」
ってすすめてくれたんだけど・・・

それ、あんたらの食い残しだろうが!
レディーに残り物食わせるな!

あの日、居酒屋にいたおじさん達、あなたたち、全員紳士失格ね!

男の価値は、レストランでいかにレディーを大切にしたふるまいができるかで決まるって、ほんとにそう思ったわ。

victoria007でした。

あとがき : 今、気づいたんだけど・・・
あのおじさん達、victoria007にお酌してもらえるって思ってたのかしらね?

ちなみに、おじさん達の職業
・大学教授
・官僚
・政治家

・・・
これは、ムリだわ・・・
場違いなところに行ったvictoria007のミスでした。