F1日本グランプリ体験リポート ピットウォーク編

おはようございます。victoria007です。

(現在のvictoria007の位置:鈴鹿サーキットグランドスタンド席からいよいよピットへ移動。
ここまでの行程はこちらをご覧ください。
F1日本グランプリ体験リポート 伊勢鉄道編 - Victoriaの日記
F1日本グランプリ体験リポート 臨時駐車場編 - Victoriaの日記
F1日本グランプリ体験リポート 鈴鹿サーキット到着 - Victoriaの日記
F1日本グランプリ体験リポート スタンド席編 - Victoriaの日記

ピットウォークの順番待ちをしていると、さりげにレース関係者が通り過ぎていきました。

う〜ん、みなさん、鍛えられた肉体をお持ちで・・・
思わず、後ろ姿を激写。
おや、あんなところにカメラマンがいますね。

場外に大きなスクリーンがあって、そこにスタンド席の模様なども大きく映し出されているのですが、ここから撮っていたのか!

救援の車も準備に余念がありません。

実は、今年は「ジュニアピットウォーク」というのが企画されていて、地元の小学生が貸し切り状態で、普通のピットウォークでは入れないマル秘の場所まで入ってF1関係者との交流が許されるという・・・

子どもって得よね〜。

で、victoria007はそのお手伝いをすることになっております。

今、victoria007が立っているのは、F1車が爆走するまさにその路上!
鈴鹿サーキットは、トヨタに負けて富士にF1持って行かれた時に、大々的に改装工事をしたのですが、その時、アスファルトもはがしたんですって。

それで、その時はがしたアスファルトなんですが・・・
売店で買えます。
鈴鹿サーキットアスファルト」ってことで、プレミアがついて売られている。
甲子園の土、あるいはベルリンの壁から学んだようです。

さあ、時間です。
小学生たちが先生の引率の元、ピットへぞろぞろと移動始めました。

しかし・・・

何も起こりません。

ピットの中ではエンジニア達が、普通にお仕事。

観客が騒ぐのには慣れているので、極めてクールに対応しておられます。
ピットの中はわりとリラックスムード。
もう、マシンの状態は完ぺきなのかしらね・・・

手前でマイク持ってるのがフジテレビのアナウンサーらしく、いろいろとレース情報をおしゃべりになってます。
しかし、アナウンサーって、切れ目なくしゃべれるのね・・・
まあ、victoria007も負けてはいませんが・・・
レース当日はここにも人が座るのね・・・

さて、小学生たちですが・・・

それぞれのチームの選手たちに渡したいと、寄せ書きなどを持参。
可夢偉選手のためには特別に応援歌まで練習してきたというのに、肝心の可夢偉選手の姿がありません。

と思ったら・・・
うん?
あそこにちらっと見えたのは可夢偉選手では?

victoria007、ふだんから教室の後ろのほうで遊んでいる生徒をキャッチする動体視力をいかして、可夢偉選手が一瞬出てきた姿をキャッチしました!

「みんな〜、可夢偉選手がいるよ!」
「ええっ、どこどこ〜」
あら、可夢偉選手、引っ込んじゃった・・・

ここで引いてはなりません。

「みんな〜、可夢偉選手を呼ぼう!行くよ〜!せ〜の〜!!!」

「か・む・い〜〜〜! か・む・い〜〜〜!!!」

victoria007のかけ声と共に、みんな一斉に可夢偉コール!
それまで、あまり動きのなかったピット内が一気に盛り上がり、おおっ、カメラマン達が一斉にこっち向かってきた。

実は、事前の打ち合わせで、可夢偉選手は出てきてくれることになってたんだけどね・・・
なんとなく出てくるよりも、大声援の中、出てきたほうが、本人も気分がいいだろうと思って、そんなこと予定外だったんだけども、victoria007、身体を張って、盛り上げて参りました。

みんなの呼吸を合わせて、「いっ、せーのー!!!」って指揮するのは慣れてるのよ・・・
高校時代、音楽コースで音楽の勉強をしていた頃、指揮の授業で「学校一、仕切りがうまい」というおほめの言葉をいただいたこともあるvictoria007でございます・・・

いつの間にか、子どもだけではなく、引率の先生たちなんかも手拍子を始めて・・・

おおっ、ついに可夢偉選手、ご登場です。

そこからは、もうぐちゃぐちゃで・・・

「サインください〜〜〜!!!」
の大攻勢で、結局、子ども達全員にサインするまで、次の行程に進めませんでした。

ごらんください。サインする可夢偉選手のこのさわやかなお姿を!

わりと小柄で、どちらかというとシャイな感じすら漂う好青年で・・・

その間、victoria007は
「はい、一回サインもらった人は下がって下がって。一人一回だよ!」
と交通整理。

通訳のお手伝いのはずが、可夢偉選手、日本人だし・・・

生徒たちが一段落したところで、victoria007、一歩すっと前にでて、
「私もお願いしていい?」
と言って、かぶっているキャップを脱いで、可夢偉選手の前に出すと・・・

可夢偉選手、はにかんだような笑顔でこっち見て、
「いやあ、先生が一番ずうずうしいじゃないですか〜」

むむむ・・・
さすが、世界を股にかけて転戦なさっている可夢偉選手。
人を見る目は鋭いようで・・・
一瞬にしてvictoria007のずうずうしい性格を見抜いたようです。
「ごめんなさい〜。大阪の血が騒いじゃって・・・」
victoria007、都合のいい時だけ、大阪人になりまんねん・・・

ということで、victoria007のキャップには可夢偉選手のサインが書かれております。

ふっふっふっ・・・
これは家宝じゃ・・・

ちなみに翌日の地元紙には、可夢偉選手が生徒達にサインをしているまさにその映像がのり、

記事には、
「・・・可夢偉コールとともに可夢偉選手が登場し、生徒たちにサインするなど・・・」
というくだりが・・・

記者さん、あれが仕組まれたハプニングだということに、お気づきになってませんね・・・

生徒たちは大満足して、その後は自由見学。
各ピットの前でもじもじしている小学生たちが多数。
寄せ書きを渡したいらしいんだけど、誰も出てきてくれないらしい・・・

「通訳さ〜ん!」
おおっ、出番じゃ!

victoria007、呼ばれたピット前へ全速力で走って移動していると、

「ヒュー、ヒュー!!!」
ピット内から口笛と拍手が・・・

victoria007が走っている姿を見て、ピット内から口笛がふかれた!

やったー!
若い男性に口笛ふかれたのなんて、久しぶり。
らっきい!!!

実はこれは後日談なんだけど、翌朝、目が覚めたら、お尻のほっぺの部分(どこかわかるわよね?)だけが、ピンポイントで筋肉痛で・・・

イケメン達の視線を感じて、無意識のうちにヒップアップして走っていたようです。

女がきれいになるには他人の視線を浴びることっていうけど、本当ね・・・

ということで、ピット内は完全肉食の世界でございました。
女がスカートの裾ひるがえして走っていたら、男は口笛を吹く。
これが世の中ってものでございます。


彼は、一番愛想のよかった人。
「ドライバーは今散歩に出てるんだ。でも30分もしたら帰って来るから、なんだったらここで待ってていいよ」
って言ってくれて・・・
残念ながらタイムアップで後にしましたが、彼とはもっとおしゃべりしたかった・・・



場内ではセイフティーカーに至るまですべてスポーツカー仕様で、テンションが上がりまくり!

しかしここでピットウォーク終了。

帰りには、もちろん、可夢偉選手のグッズを大量購入。

いろんな人に自慢しないといけないからね・・・


victoria007でした。