F1日本グランプリ体験リポート 赤福商法
こんばんは。victoria007です。
鈴鹿サーキットでは、いろいろな食べ物屋さんがお店を出していました。
暑かったので人気の高かったアイスクリーム屋さん。
すごい列だったので、食べるのを断念。
ご当地グルメも。
これも人気が高かったサーキット限定のタイヤドーナツ。
井村屋製。タイヤそっくりに作ってあります。
黒い色は竹炭だそうです。
冷やして食べるとおいしいとか。
しかし、一番感銘を受けたのは、赤福。
これはおみやげ物やさんで売られている赤福たちです。
赤福といえば、赤福のおばちゃんとの思い出を先日書いたばかりですが・・・
はちみつ紅茶 - Victoriaの日記
赤福ってお買い求めになったことのある方ならおわかりいただけると思いますが、結構持ち運びに気をつかう食べ物でして・・・
水平にして運ばないと、箱の中がぐちゃぐちゃになって、おみやげとしての価値が半減・・・
なので、赤福を買うのは、圧倒的に帰り道が多い。
赤福さんの商売を見ていると、朝のうちはまだあんまりお客さんが来ないので、普通におみやげ物やさんの中で売ってるだけなのね。
それが、レースが終わって人が帰る頃になると、人の流れを見て、さささっとカウンターをお店の外に出すのよ。
それで、人の流れのじゃまにはならないけども、お店に入ってまで買う気のなかったお客さんの購買意欲をそそるような微妙な場所に、うま〜く店員さんがたって、すっごくうまくさばいていくの。
カウンターを出す場所もその日、その時間のお客さんの流れを見て、うま〜く調整している感じ。
さすが、伊勢神宮でおいせ参りのお客さんに長年売って来ただけのことはある。
臨時に雇ったアルバイトに任せっきりのブースも多い中で、おみやげ売りのプロの技というのはひときわ光っていました。
聞くところによると、赤福さんは売れ残りを出さないために、駅の売店なんかも店員さんがこまめに回って、ちょっと在庫がだぶつきぎみのところがあったら、在庫の足りないところに急きょ運んでそちらで売り切ってしまうというきめ細かな対応を毎日しているとのことでした。
老舗というのは一朝一夕に作られるのではないという、お手本のようなお話。
victoria007でした。