オンナゴコロの解体新書 「アラサーちゃん」

こんにちは。Victoriaです。


さて、先日から、ダ・ヴィンチ電子ナビで大変な盛り上がりを見せていたこの本。
早速読んでみました。


アラサーちゃん (ダ・ヴィンチブックス)

アラサーちゃん (ダ・ヴィンチブックス)


感想 : おもしれぇっ!!!


主人公のアラサーちゃんを中心に、
20代から30代の女の子5人と、
同じく、20代から30代の男の子5人が登場。


「ゆるふわちゃん」「ヤリマンちゃん」「サバサバちゃん」「非モテちゃん」+「アラサーちゃん」の女の子陣は、
みんな名前通りのキャラなんだけど、
ホント、いるよね〜、こんな子って感じで、
すっごく共感できるし、


「文系くん」「オラオラ君」「大衆くん」「ゆとり君」「脱ヲタ君」の男の子たちは、
強烈な女の子たちに押され気味でありながら、
結局、正直に素のまんまの自分で生きてるところが、
すっごくかわいい〜〜〜♪



よく読むと、
男の子陣は、ぶっちゃけ、



バカなんじゃねぇー?




ってトーンで語られていなくもないんだけども、
それもそのはず、
なゆかちゃん自身が、
そう思って書いてるって対談でばらしてた。



この対談がめちゃおもしろい。
本を買って読むのは、う〜ん、どうだろ?って思っている方で、
でも、なゆかちゃんは好きなんだよねって方は、
ぜひ、この対談だけでも読んでね。
楽しめるよ。


対談はこちら→前編『アラサーちゃん』発売記念☆乙武洋匡×峰なゆか対談 | ダ・ヴィンチニュース
      →後編『アラサーちゃん』重版決定記念☆乙武洋匡×峰なゆか対談 | ダ・ヴィンチニュース



対談の中で、
なゆかちゃんが、どの男の子が好きかって話題が出たときに、
「大衆くん」が好きだって言ってて、



これが本当に、一般的な男の人。男の人を平均してみたら、結構こんなふうに頭が悪い感じだと思うんですよ。



って、堂々と言ってて、




頭が悪い男の子に向かって、
頭が悪いってはっきり言えるのって、
モテる女の子だけに許される特権だよね・・・



・・・

なゆかちゃんがこの本を通じて言いたいことは、




女の子がね、「どうすれば可愛くなるのか?」っていろいろ考えて、すごい可愛い台詞だったりね、男好きのする行動を自分で編み出して、それを実行したっていうところに惚れていただきたいわけですよ。




ということで、




モテたい一心で、
いろいろとがんばっているオンナゴコロを承知の上で、
しかるべき人にモテたい



という、
複雑なアラサーのオンナゴコロによって、
アラサーちゃん」は生み出されているので、
そこんとこ、よろしく!って感じ・・・



・・・

それでね・・・
Victoriaイチオシのエピソードはこれ。



「生きやすい方がいいに決まってる」というタイトルで、

エッチした後、

「ねぇねぇ、イッた?」

って聞くカレに、

「3回もイッちゃった。すごい気持ちよかったよ」

って言ってるアラサーちゃん

続いて、

「ねぇねぇ、ボクのこと好き?」

って聞かれて、

「う、う、うううん・・・」

って、「うん」とも「ううん」ともとれる物言いをするっていう・・・

ここで、さらに食い下がるカレに、

「ちゃんとボクの目見て、好きって言ってよ」
と言われ、

「え、そういうのって、要求されると言いづらいし・・・」

と、つまってしまったアラサーちゃん

後日、めんどくさいからってメールで別れてしまう。



「イク」ってうそはつけるけど、
「好き」ってうそはつけない。






うん、
その通りだよ!アラサーちゃん
よく言ってくれた!!!



・・・


ほかにも、
いろいろと自分的にツボったエピソードはあるんだけど、
それをここで全部ばらしちゃうといろいろと支障があるので、
これくらいでやめときます・・・




・・・ということで、本日の結論 :


ぶっちゃけ、
大人の女性は、
バカな男に、
ホントはアンタのことバカだって思ってるんだけど、
そんなぜーたく言ってらんないから見て見ぬふりしてんだよってことが、
ばれないようにするために、
すんごい苦労してるんだよね・・・
ってことを、
少しはわかっていただきたい・・・




Victoriaでした。