ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ Part 5 (1) 前回までの講義まとめ 「11〜12世紀の世界」

こんにちは。Victoriaです。

2012/12/02 京都大学百周年時計台記念館で開催された、
「ライフネット生命保険の出口社長に歴史を学ぶ 13世紀の世界」講義録のまとめ、
今回は、前回までの講義のまとめをお送りします。











会場となった京都大学百周年時計台記念館。

会議室入り口。







このシリーズを企画してくださって、
ボランティアですべてを取り仕切って下さっている事務局の伊藤様によると、








今回の出席者は39名。









たしかに、
会場となった会議室に空席はなく、
出席者のみなさんの熱気+出口社長のエネルギーが融合し、
外は寒いのに、
あつ〜い講義が繰り広げられ、










いつも、
出口社長の講義に出席すると思うんだけど、










初めて会う人が半数くらいはいるはずなのに、
同じ空気を感じるのはなぜなんだろう・・・???










おそらく、
ツイッターなどで日頃から出口社長の思いを共有している人たちの集まりなので、
出口社長がマイクを持ったとたんに、
同じ方向へと走り出すことができるからなんじゃないかな・・・










・・・



出口社長も講義の最初に前回までのおさらいをさらっとなさっていましたが、
初めての方のためにも、
また、
前回講義に参加した自分も半分くらい忘れているため、
記憶のブラッシュアップするためにも、
前回の講義のおさらいをしたいと思います。








<11〜12世紀の世界 まとめ>


1 気候の温暖化というドライバーがあり、人口が倍増、ユーラシア大陸全体に活気がみなぎっていた。
2 唐宋革命による生産力の増大、および、せん淵システムという安全保障の仕組みを作りお金で平和を買ったおかげで、中国は200年〜300年間安定していた。
3 王安石による革命が未完に終わったため、中国の発達が遅れた。もしもこの改革があと50年続いていたら、中国は世界一の近代国家になり、生産力が4〜5倍になっていたかもしれない。

4 インド・アフリカへイスラームが広がり、そのためインドで仏教が滅んだ。
5 マムルークという奴隷が主人となり、トルコ人イスラーム王朝の軍事力の中心になり始めた。
6 ノルマン人が西へ進出して活躍、それとともにローマが軍事力に頼ることをあきらめ、外交力重視にシフトし始めた。
7 たまたまの偶然が重なって生じた権力の空白に乗じて結成された十字軍のおかげで、文明の進んだ東から遅れた西へ様々な文物がもたらされた。
8 イスラームの恩恵で、中世の春が花開き、ギリシア・ローマの古典が再発見され最初のルネサンスが出現、また、多くのゴシック建築が作られた。









ということで、
今回の講義のタイトルである「13世紀の世界」というのは、
ヨーロッパで十字軍の遠征がされていた時代。









講義は、
1202年 第4回十字軍の出立から始まります。










では、
次回からの講義録のまとめ、
お楽しみに〜♪







Victoriaでした。


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ライフネット生命の出口社長に歴史を学ぶ Part5 まとめ - Victoriaの日記