今週のお題 : 私の2009年ふりかえり

2009年は、思わぬ方向に人生が向き始めています。

1月から3月にかけて、仕事がどんどん行き詰まり、4月になってお客さんが激減。忘れもしない、本来なら忙しくなっているはずの4月20日過ぎに閑古鳥が鳴き、呆然としながら机の整理をしたら、簿記のテキストが出てきた。

数年前に、簿記3級をとって、すぐに2級もとろうと思ってテキストを買ってあったのだった。ひまだったので、なんとなく読んでいるうちに、「どうせだから受験しようか」と思い立ち、締め切りの前日に商工会議所にいって申し込み。それからアマゾンで本をひととおり注文して、ゴールデンウイークから本格的に勉強を始めた。

テキストはなんとか読めたけど、総合問題を見たら「何これ?どっから手を付けるの?」あわててネットで検索して、資格の大原で「出題予想会」というのをやっているのを知り、はじめて出掛けてみた。

学校に行って勉強するのなんて久しぶり。はじめて自分のためにシャーペンと赤ペンを買った。「出題予想会」では、周りの人たちの電卓を打つスピードにびっくり。なんとかしなきゃと思って、またアマゾンで検索したら、電卓の打ち方の本っていうのもあるのを知り、早速購入。書いてあるとおりに一から勉強し直して、なんとか左手うちができるように。

結局、工業簿記ができるようになったのは、試験の3日前。満点目指して受けたけど、やっぱりミスして満点は無理。

相変わらず、仕事は閑古鳥続きなので、何か勉強でもしてないと気が狂いそうだったので、簿記1級の問題集を買った。ところが、さすが1級。さっぱりわからない。「やっぱり、独学は無理かも」と思って、資格の大原で相談会をやっていたので行ってみた。

まず最初は、公認会計士の講座の説明を聞いた。試験も大変そうだったけど、合格してからの方がもっと大変みたいで、すでに社会人歴の長い私には向いてない気がした。その足で、税理士講座の説明を聞きに行った。今度は担当してくれた先生と最初からウマがあい、なんだかすごく和気あいあいとしてしまった。

「簿記1級うけたいんです」と言うと「どうせ受けるんなら国家試験にしたらどうですか」と言われた。全然税理士なんて考えてなかったけど、まず、簿記論だけでも受けてみるのも悪くないと思えた。それになんだか先生の話を聞いていると楽しそうだったし。

ということで、ずいぶん高かったけどお金も振り込んで、(まあ、今年一年間は新しい服も買わず、エステも行かないってことで帳尻あわせよう)ということで、9月から勉強が始まったわけです。

はじめて見るとすごく本格的で、それでも最初の2ヶ月は結構余裕だったんだけど、11月に入って会社会計にはいったら、さっぱりわからなくなった。やっぱり、なじみのないことはわからない。それでも、しばらくはぐずぐずしてたんだけど、これじゃあ、やってる意味がないと思い直し、とにかく毎日問題を解くこと。問題を解いたら解きっぱなしじゃなくて必ず間違いを復習することに決めた。間違いノートを作ろうとしたけど、間違いが多すぎて意味がない。

「ブログに記録していけばいいんじゃないか」とひらめいた。ノートは散逸するかもしれないけど、ブログは残る。とにかく、できることは全部やろう。

今もあんまりミスは減ってないけど、少なくとも、勉強は滞らなくなりました。大原の先生は、本当にみんなていねいで、質問にもいつもきちんと答えてくれるし、DVDで先生の講義を聴くと、ものすごくよくわかるのがうれしい。合格できるかどうかはあやしいし、まして5科目なんて遠い話。たとえ合格してもそれから修行して税理士になるのか?とか、考え出すときりがないけど、とりあえずは勉強することにした。

もし、どれもだめでも、税金のことに少し詳しくなるだけでももうけものじゃないか、って思うようになりました。

ということで、私の2009年。思わぬきっかけから、勉強漬けの毎日で1年が終わろうとしています。

来年はどうなるのでしょうか?



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