政治資金・政調費二重計上さらに3県議 岐阜 請求できぬ領収書も

2010/03/24朝日新聞

>>岐阜県議2人が政調費と政治資金の両報告書に同じ領収書のコピーを添付して経費を二重計上していた問題で、新たに3県議の二重計上がわかった。<<

>>県議会事務局は、これまでにこうした請求に対して政調費を支給してきたと認めており、ずさんなチェック態勢も明らかになった。<<
昨日の岐阜2県議、経費二重計上 同じ領収書写し使う - Victoriaの日記続報。

県議の方は、相変わらず「悪意はない。経理にミスがあった」の一点張り。

こういう時には結局、会計担当者が悪者になって終わるんだけど、一番責任があるのは議会事務局だと思う。

県議に当選した時に、県議のみなさんを集めて「政調費請求のしかたについて」っていう題目でレクチャーしたりなんか、絶対やってないと思うよ。「皆さんの良識の範囲内でよろしくお願いします」ってお任せだったに決まっている。

候補者は、選挙の時、選挙活動にかかったお金の「収支報告書」を提出する義務があるけれども、まったくの形だけで、「収入200万円也、支出200万円也」みたいな、信じらんないようなキリのよい数字をならべただけの収支報告書がずらずら出てくるんだから。

だから、政調費の報告書もその延長なんだって。

政治資金の方はまた問題が別だと思うのでおいといて、議会事務局が管轄の政調費の方は、何に支給するかの議論も含めて、もっとオープンに全国的に市民が厳しく追及すべきだと思う。

はっきり言って、政調費は議員の先生達に支給されるお小遣いなんですよ。
こんだけ民間が苦労しているときに、あんたら何様のつもりや!ってことです。