小学校の本格的英語導入に反対

おはようございます。税理士受験日記のvictoria007です。

新学期が始まりました。
2010/04/02朝日新聞
>>小学教科書 伝統文化・道徳 ふんだん 来春新指導要領受け<<
という記事がのっていました。
たしか、昨日の新聞にも、ゆとり教育が終わったので教科書の内容が30%増量、みたいな記事がのっていました。

教科書の内容が充実するのは大賛成。やっぱり、いろいろ詳しくのっていてこその教科書だと思います。

さて、小学校に英語が本格的に導入されることに関して、小学生をお持ちの保護者対象のアンケートなどでは賛成の意見が多いようです。

私も、小学生から英語をやること自体は賛成です。
小学生だって英語がしゃべれたほうがいいじゃない?
隣に外国人が引っ越してくるかもしれないし、海外にホームステイに行く機会も増えるかもしれないしね。

ただ、文部科学省が音頭をとって一斉に導入することには、残念ながら反対です。

だって、またどうせ、「小学4年生では○○語の英単語を覚えることを目標とする」「日常的なコミュニケーション力の養成を目指す」「国際社会に通用する日本人としての自覚を養う」・・・・
などと、ずらずらとお題目が並べられるんでしょう?

そういうことされると大迷惑。
せっかく楽しく、「英語を覚えるのって、DSのゲーム攻略するのと同じくらいおもしろいんだよ〜」と日々、小学生をだましながら教えているのに、その努力が水の泡になるじゃないか!

小学生は学校で英語のテストがないので、学校の進度を気にせず、自由にやれたのに、文部科学省に目標などを設定されると、学校のテストに振り回される中学生と同じように全く味気ない授業をせざるを得ない。

あ〜あ、ますますこの商売、お先真っ暗だわ〜。

victoria007でした。