消費税実務問答集
こんばんは。victoria007です。
今日は、すごい本が届きました。
- 作者: 児玉正己
- 出版社/メーカー: 納税協会連合会
- 発売日: 2009/10
- メディア: 単行本
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中身は結構普通のQ&A集で、要約すると、
「あの〜、○○には消費税がかかりますか?」
「ハイ、ちゃんと払ってもらわなければ困ります」
みたいな問答が延々と収録されております。
タイトル通り、実務にすぐ役立つって感じですね。
ざっと中身を読んでみました。
読んだっていうより、目を通したって感じだけどね・・・
victoria007の感想 : 消費税ってのもなかなか一筋縄ではいかないのね。
まず、まえがきを読んでみましょう。
ふむふむ・・・
消費税導入のいきさつなど概略が書いてあって・・・
おおっ、最後の3行がすごいわね・・・
ちょっと引用してみましょう。
>>本書は、大阪国税局課税第二部消費税課に勤務する者が休日等を利用して執筆したものであり、本文中の意見にわたる部分につきましては、執筆者の個人的見解であることをお断りしておきます。<<
おおっ、この本の執筆が本業ではなく、アルバイトあるいは部活のような位置づけであるということをカミングアウトなさってます。
全体的に、こういう本にありがちな、「〜せねばならない」口調ではなくて、「〜になります」という丁寧な口調で書かれているのも、筆者の先生が個人の責任でお書きになっているところからにじみ出てくる謙虚さのあらわれでしょうか。
それでね・・・
消費税って、平成元年に導入されて、まだ二十年しかたってないわけでしょ?
日本の長い税金の歴史の中で、(たしか租庸調までさかのぼるのではなかったか?)もっとも新しいわけです。
ということは、消費税に関する事例っていうのは、まだ十分に積み上がってないわけですよね。
消費税導入のいきさつなんかを専門的に勉強すればわかることなんだろうけど、この問答集にのってるような具体的な事例を積み上げる時に、何をひな形にしたのでしょう?
外国の事例を参考にしたのでしょうか?
たった二十年で、誰もが理解し納得できる形にするって並大抵なことじゃないと思うんですね。
どれだけのマンパワーが消費税のために注がれたかということを考えていたら、自分がものすごく広い海を目の前にしてどうやってこれを渡っていこうかと思案しているロビンソン・クルーソーのような気分になり、めちゃめちゃわくわくしてきた・・・
・・・ので、すっかり簿記の勉強するの忘れていた・・・
あ〜あ、また連結会計とキャッシュフロー計算書の問題、できなかったよ・・・
さて、やろう、と思うと何かとじゃまが入ることからして、よっぽどキャッシュフローから逃げたいみたいです・・・
あしたこそ、やります。
victoria007でした。
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