当たってくだけた恋心

おはようございます。victoria007です。

誰が見てもかわいくて、まるでまんがのキャラがそのまんま出てきたかのようにキュートな女子高校生がいるのですが・・・

具体的な描写をするならば、メイドカフェで働かせれば、ご指名ナンバーワン間違いなし!っていう・・・

彼女がコクられました。

見た目がかわいいだけじゃなくて、声がまたアニメ声で男心をそそるもので、「数研部」というところから、
「ぜひ、ぼくらの作ったゲームのナレーションをしてください。報酬はジュース一本で・・・」
という依頼を受けたそうな・・・

「メンドクサイ・・・」
と思わないわけではなかったが、高ビーな女だと思われるのは心外だったので、しぶしぶ数研部の部室に行ったそうだ。

彼らの用意した原稿を、言われるままに読んで、ところどころダメだしなんかもされつつ、無事録音終了。

今日で、お仕事終わりです、っていう日に、部室に行ったら、男子がひそひそと
「だから、お前行けよ!」
「いや、でも・・・」
みたいな押し問答を・・・

何かやばそう・・・と思った時には時既に遅し。

年下の男子がやにわにその集団から押し出され、彼女の前に立った。
そして・・・

なんと、彼は、急に右手を高々と上げ、(甲子園で選手宣誓の時に取るポーズそのままで)
「ボク、○○○○(彼のフルネーム)は、先輩のことが好きです!」

部室は、思いっきりし〜〜〜んとした静けさにつつまれ・・・

・・・
「それで、どうしたの?」
「だって、先生、そんな、今まで存在すら知らなかった人に言われても、(この時点ですら、彼女は彼の名前を把握していなかった・・・)」
「じゃあ、速攻でふったわけ?」
「ごめんなさい。私、好きな人がいるんですって言っといた」
「うん、それが一番いいよね」

当たってくだける勇気は時には功を奏することもないではないが、女子高校生は、恋愛にすてきなストーリーを求めているのです。

少しずつ、少しずつ彼女の気持ちを振り向かせる努力なくして、当たってくだけろっていうのは男のエゴにすぎないぞ!

それ以来、彼女は、
「ステキな恋がしたい〜」
が口癖となり、いまだに、あれだけもてるのに彼氏なしで通しております・・・

男子高校生諸君!
自分の気持ちをストレートにぶつける前に、何か彼女の喜ぶことをしてあげましょう。
女の子、特にかわいい女の子は、奉仕されるのが大好きです。

victoria007でした。