意思決定会計

こんばんは。victoria007です。

ためにためた工業簿記・原価計算のテキストを久しぶりに開いてみると、今日の講義は「意思決定会計」でした。

意思決定のプロセスというフローチャートが載っていましたので、読んでみると・・・

1 問題の確認

たとえば、今のvictoria007の状況に当てはめてみるならば・・・
日商簿記検定試験まであと2週間だというのに、工業簿記・原価計算が終わらないわっ。どうしよう・・・

2 問題を解決するための諸代替案列挙

代替案と言われても・・・今回は、受験をパスする、とか、途中でお腹が痛くなったといって試験場を出てくる、とか、わざわざ仕事を入れて受験できなくする、とか・・・そういうことかしら?

3 諸代替案の数値化

差額原価を使用して計算せよ・・・か。
差額原価は、未来支出原価と機会原価により計算される・・・と。

つまり、今回受験しない、あるいは、受験しても不合格になると、未来にまたまた受験料7,500円を払って再受験しなければならないというのが、未来支出原価だな。

機会原価とは、もしも、そもそものはじめから受験しないつもりでいたら得られたであろう最大の利益額だというから、そうねえ、この時期、試験さえなければ、紅葉狩りに行っていたであろうから、紅葉狩りに行くことによって得られた癒しを数値化すると・・・エステ3回分くらいかな?・・・ってことは、ざっと5〜6万円ですか・・・うん、そう考えると、なんでこんな秋のいい季節に試験なんか受けてるんだろ?大丈夫か、自分?

4 諸代替案の比較検討および最有利案の選択
差額原価収益分析により判断せよ・・・か。

ここんところが、日商簿記試験対策的には大事なわけだな・・・
だけど、まだ練習問題解いてなくってよくわかんないから、ここはパス!

・・・これでは受かりませんね・・・

5 数値化しえない要素の考慮

ここは得意だ。
思いつく限りざっと並べてみても・・・
・簿記なんか勉強しないほうが、美容と健康にはよいわね。
・旅行行ってリフレッシュして、月曜からの仕事に備えたほうが、世の中全体の福利厚生のために役にたつんじゃないかしら。
・だいたい、なんでコンピュータがあるのに、いちいち電卓たたいて計算せにゃならんのだ。時代錯誤もはなはだしい・・・とかって考えてストレスためることもなくなるわね。
・第一、日商簿記に受かったからといってどうなる?
・簿記の勉強さえなければもっと本が読めるのに・・・

6 権限をもつ経営管理者による採決

権限をもつ経営管理者って、自分のことか?

自分で自分の意思決定プロセスを採決しても、何の意味もネェーよ!

あ〜あ、人生に対する自己決定権を持つっていうのも、なかなかむなしいものがあるなあ。

・・・
ということで、本当は「業務的意思決定」という章を制覇する予定が、第一節の「意思決定会計総論」というところで、人生の迷路にはまってしまって、抜けられなくなりました。

工業簿記って、さながら資本主義的生き方指南本って感じで、ビジネスが暗礁にのりあげてる零細企業経営者がやると、何やってもやぶへびだわ・・・


victoria007でした。
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