My Hero 野茂英雄

こんにちは。Victoriaです。

2010/11/09朝日新聞オピニオン面に「スポーツの冬」と題して、スポーツから手を引く企業が後を絶たない現状を憂える三人の方々のご意見が載っていました。

企業スポーツね・・・
あまりVictoriaの得意分野ではないので、スルーしようとしたところ、写真に目がとまり、ロックオン・・・

野茂英雄さま〜〜〜〜〜!!!!!

野茂さまは、あまり手の届かない方に恋心を抱かないリアリストのVictoriaが、唯一惚れて惚れて惚れ込んだ方。

今はなき、近鉄バッファローズ時代、当時西武にいた清原選手と直球勝負を繰り広げて以来のなが〜いファンでございます。

その後、野茂さまは日本のプロ野球界にケンカをうってメジャーリーグに単身のりこみ、ノーヒットノーランを達成。二軍落ちしても決して腐らず、最後はベネズエラまで出かけていって夢を追いかけたという、男の中の男で・・・

野茂さまの載った新聞記事や「NUMBER」のバックナンバーなんかは、すべて秘蔵品としてVictoria所有の金庫に保管。

引退なさった後も、決して派手な発言はなさらず、どこで何をしていらっしゃるのか、ファンのVictoriaにすらよくわからないところなんかもしびれます。

その野茂さまが、朝日新聞のオピニオン面にお出になるなんて、よっぽどのことがあったのでは・・・

ということで、早速いきたいと思います。

ノーカットで写します。

(実は先ほど全部の記事をキーボードで打って写してこのエントリー完成させたところで、はてなダイアリーが読み込みに失敗しました、Victoriaの一時間の苦労が水の泡・・・それでもめげずに再度挑戦したいと思います。これは永久保存版です。疲れたときは今日のこのエントリーを読んで元気になろうという・・・今日はVictoria、自分のために書かせていただきます)

 野茂英雄

大リーグ・ドジャースにいた2002年、米国でプレーする他の日本人選手と共に米独立リーグの球団を買収しました。日本で社会人野球から撤退する企業が増えていました。プレーの場がなくなった選手を米国の自分の球団へ送りたいと思ったんです。

投手の入団テストをしたら驚きました。一人で練習している選手ばかりなのに、いい球を投げる。3人採用しました。素質ある選手は野手にもいるはずで、もったいないと思いました。プロになる機会をもっと与えたいと、僕が資金を出して03年春にクラブチームを堺市につくりました。

クラブは翌年、NPO法人となり、地元企業や全国の個人会員などから年会費の支援を受けて運営しています。すでに6人がプロ野球に入りました。地域の理解を広めるため、小中学生の野球教室や大会を開催しています。応援してくれる人がいて何とか続けていますが、支援先を見つけるのはずっと苦しいです。

野茂の名前があっても、です。例えば毎月1万円お願いしますと言われて、あなたなら出しますか?企業だって売り上げは、まずは会社や社員のために使いたい。クラブ支援にはメリットもほしいですよね。記者さんの前で言うのは何ですが、口で言ったり書いたりするのは簡単です。実際に行動に移すことは非常に難しいです。

企業がスポーツ界に貢献してきたことは間違いないです。僕がいた高校の野球部は全国で無名でした。僕は1987年から3年間、新日鐵堺でプレーして都市対抗ソウル五輪に出たことでプロになれました。今の時代ならなれなかったかもしれません。

都市対抗の試合では全国から社員が集まります。「野球部のおかげで昔の同僚に会えた」「同じ会社でも知らない者同士で応援できた」と声をかけてもらいました。会社の一体感づくりに貢献していると思うと、野球、仕事への張りも違います。福利厚生としてのスポーツが、会社の利益として還元されていると感じました。

でも今は企業スポーツはもう限界です。不況でリストラしたり、事業統合したり。会社の存続が第一です。スポーツを見捨てるな、といっても誰が拾ってくれるのですか。朝日新聞がチームを持ってくれますか。

国には言いたいです。スポーツ振興のためにがんばっている団体を救うシステムをつくれないですかね。スポーツ支援のため寄付しても、国が認定した一部のNPO法人に対するものでない限り、税金控除はないのが現状です。様々な団体へ無駄なお金が流れている状況を事業仕分けで変えようとしているのはわかりますが、そうしたところにも目を向けてください。

プロ野球選手を夢見ている子どもたちは本当に多いです。うちのクラブのように夕方まで働きながらでも野球をしたい選手は大勢います。そういう彼らにチャンスの場を広く提供したいと、僕たちと同じ志で取り組んでいる人たちもたくさんいます。

野球に限らずスポーツによって世界中の人々が感動を共有できます。一人でも多くの人にスポーツの大切さを知ってもらい、実際に行動してもらいたい。そのために、僕が言わなければいけないと思っています。<<


・・・
Victoria、感動のあまり、涙でディスプレーが曇ってよく見えない・・・

野茂さまは現役時代から本当に口数が少なく、試合後のインタビューなんかでも「チームが勝ててよかったです」くらいしかコメントなさらない。

その野茂さまが、朝日新聞相手に、よくぞここまではっきりと・・・

やっぱり、本当に、野球をやりたいっていう子どもたちや若い人たちのために力になりたいって思っているのね。

そのために、自分のお金もネームバリューもすべて使えるものは使おうという・・・

おのれの欲のためではなく、純粋にほかの人たちのための役に立ちたいと思って人生勝負している男の言葉というのは、かくも毅然としてぶれがないものだというところを、存分に見せてくれました。

野茂さま、あなたのためならVictoria、たとえ火の中、水の中でもついていきます・・・

しかし、現実にVictoriaがスポーツ振興のためにできることは・・・あまり、ない・・・
小学生のころから自他共に認めるスポーツ音痴で、中でも、球技が大の苦手。

あれは、小学一年生の頃に、ドッジボールで死ぬほど怖い目にあって以来、飛んでくるボールに対する恐怖感がトラウマになって・・・

なので、ここは現実にかえって、とりあえず今自分ができることを考えてみた。

ウン?
夢を追いかけている男なら、身近にいなくもないが・・・

気を抜くとすぐに食い過ぎて体重増えて、体が重いとかってほざいている場合ではないだろーが!

野茂さまを見習って、おのれの欲(毎日お気楽に暮らしたいとか、めんどくさいことはなるべく誰か(=Victoria)にやってもらいたいとか)に負けることなく、夢の実現に向かって邁進しろ!

まあ、野茂さまも、結構すぐに体重は増えるたちでいらっしゃって、現役最後のころには、ほんとにユニフォームの胸が野球選手とは思えないほど盛り上がっていらっしゃって、それだからといって、野茂さまに対するVictoriaの忠誠心は微動だにしなかったわけなので、別に少々体重が増えたからと言ってそれは問題ではないが・・・

夢があるのなら、寝食忘れて打ち込んでいただきたいものだと・・・

夢の実現のために、直球勝負で真正面から立ち向かっていく男になら、Victoria、どこまでもついて行きます。

野茂さまのNOMOベースボールクラブはこちらです。
http://www.nomo-baseball.jp/
トップページのバナーには「夢をあきらめるな」という野茂さまの直筆サインが書かれております。

皆さま、人生、夢を追いかけてナンボ、でございます。

Victoriaの夢、ですか?

夢を追いかけている男を追いかけることで・・・
時々見失うこともありますが、日々鋭意努力途上でございます。

Victoriaでした。

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