空港で身体スキャナー導入認可へ 国交省、2次検査限定

こんばんは。Victoriaです。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010120801000754.html?ref=rank
ついに日本でも導入される模様。

>>国土交通省は8日、電磁波で乗客の服を透視する「ボディースキャナー」による検査について、空港での保安検査に責任を負う各航空会社が設置を希望した場合、プライバシーの保護を条件に認可することを決めたと発表した。12月中に、国内空港の保安検査基準を定めるガイドラインを改訂し、設置を可能とする。

 スキャナーは、金属探知機で検知できない粉末状の爆発物などの発見、航空機テロ防止に効果が期待されているが、下着の中まではっきり見えることなどから、米国では反対運動も起きている。

 国交省は、金属探知機による検査の後、必要に応じて行う2次検査に限定し、係員によるボディータッチ検査と選べるようにする。<<

毎日新聞は、もっと詳細なレポートがされています。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20101209k0000m040030000c.html?link_id=RAH04

 国土交通省は8日、テロ防止のために乗客の衣服を透視し、金属探知機で検知できない不審物を調べるボディースキャナー導入に向け、国の空港保安検査のガイドラインを年内に改定すると発表した。金属探知機などで不審点がある場合の追加検査に限り、従来の検査官による接触検査か乗客に選ばせる方式の予定だが、日本航空全日本空輸などは早期導入に否定的で、導入時期や路線は未定。

 国交省が7〜9月、成田空港で約3000人に実証実験したところ、プライバシーについて「特に問題を感じなかった」と回答した乗客が81%に達し、導入に否定的な乗客は3%だけだったという。

 検討した5機種のうち、画像がアニメーション化される機種では誤探知が少なくないことも判明。米国などで議論を呼んだ体のラインが最も鮮明に映るドイツ製の機種を推奨する結果となった。

 国交省はプライバシー保護対策として、担当者を乗客と同性とし、別室で分析させるほか、画像データも検査の都度廃棄するなどの措置を盛り込む。

 1台の価格は2000万〜3000万円。金属探知機の数十倍で、国交省は半額を補助する方針。米国、英国のほか、カナダ、オランダ、韓国で既に導入している。<<


ボディースキャナーといえば、堤未果さんのこの本で詳細な紹介がされていたもの。

アメリカから<自由>が消える (扶桑社新書)

アメリカから<自由>が消える (扶桑社新書)

堤未果著「アメリカから自由が消える」 - Victoriaの日記
ワシントン旅行した時に、空港で見ました。
ボディースキャナーって何? - Victoriaの日記

テロ騒動はいまだに世界中で起こっているし、ますます海外旅行がめんどくさくなりそうな・・・

Victoriaでした。