名古屋のお雑煮は日本一地味?

こんにちは。Victoriaです。

2011/01/06朝日新聞朝日新聞「asahi+C」 (@asahi_tubuyaki) | Twitterで、「予想外れた。名古屋のお雑煮は日本一地味」という特集をやっていました。

「予想外れた・・・」って、どんなの想像してたんでしょう?
しゃちほこになぞらえて、伊勢エビがどどーん!とお椀の中に鎮座してるとか・・・?

で、気になる名古屋のお雑煮の中身ですが・・・

<これが名古屋のお雑煮だ!>
・焼かない切り餅(角餅)・・・焼かないので白い
・すまし汁・・・しょうゆ味。味噌はいれない
・青菜・・・モチ菜。小松菜の葉っぱを丸〜く大きくした感じ。あくがなくあっさりした菜っぱです。

・上にカツオ節をふりかけてできあがり

Victoriaは子どものころからお雑煮といえば、このあっさりお雑煮で・・・

作るのも、ほんと手早く、食材も、モチ菜さえ買っておけばいいので楽ちんで・・・

各地のお雑煮を調べた伝承料理研究家の奥村彪生さんによると、名古屋のお雑煮がこのようなスタイルになったのは「おそらくは武家文化の縁起担ぎでしょう」とのこと。

名(菜)を上げるためモチ菜を入れ、ミソをつけないためにすまし汁で、城(白餅)が焼けるのは避ける。

なるほど・・・
何となく、この縁起かつぎには納得。
とにかくナゴヤ文化は、すべて戦国時代の信長・秀吉・家康に起源があるのではないかと思われるほど、この時代の影響が濃く、生活のありとあらゆる局面で、その名残に直面します・・・

Wikipediaによれば、雑煮は武家社会の野戦料理だったのではないかと書かれております。
たしかに、お餅は保存食。それを煮込んで、あっさりしたすまし汁といっしょに食べるというのは、暖まるし、栄養価も上がるし、究極の肉体労働者である武士の胃袋を満たすという意味で、とても理にかなっております。

おそらく名古屋は雑煮の発祥の地に近いのではないかと思われますので(京都はお公家さん文化だし・・・)、その原型をとどめていてもおかしくなないかと・・・

全国各地で見られる豪華なご当地版お雑煮は、お餅を汁物といっしょに食べるという風習が広まるにつれて、それぞれの地域の人々が、地域独自の食材や好みで、アレンジしていって広まったものではないかと・・・

ところで、みなさま、どんなお雑煮をお召し上がりになりましたか?

Victoriaでした。
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