私大・短大の4割が赤字 09年度、少子化進み苦況に

こんにちは。Victoriaです。

さて、私大入試もいよいよ本格的に始まり、受験生は東奔西走しております・・・
関関同立が今週末から、その後、だんだんと東へ進み、最後は早慶で締め・・・

そんな中、http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2011012902000015.htmlというニュースが・・・

>>全国で私立大と私立短大を経営する学校法人(大学法人、短大法人)の4割以上が2009年度に「赤字決算」だったことが、文部科学省への情報公開請求で入手した各法人の財務資料で分かった。18歳人口が1992年のピーク時より4割以上減る一方、大学の新設増による競争激化が主因とみられる。


 決算状況は08年度よりやや改善したが、今後10年で18歳人口が5万人以上減る見通しで、地方を中心に破綻や縮小・再編を迫られる中小の私大が増える可能性がある。

 各法人が文科省に提出した09年度の財務資料によると、授業料や寄付金などの収入から、人件費や教育・研究経費などの支出を差し引いた「帰属収支差額」がマイナスとなった「赤字決算」の法人が、630法人中265法人(42%)に上った。

 私学助成を受けなかったり、募集停止したりした法人も含めれば、赤字法人は270を超すとみられる。

 大学・短大法人は、大学経営を続けるため収入の一定額を「基本金」として、資産に組み入れなければならない。「基本金」を含めた収支では、630法人中483法人(77%)が赤字だった。

 赤字決算などのため基本金の組み入れができなかったのは30法人あり、4法人は全収入でも人件費すら賄えていなかった。

 大規模な投資を行ったため赤字になったケースもあるが、多くは定員割れの大学・短大を抱え、授業料など学生納付金の不足が財務構造の悪化につながっている。

 日本私立学校振興・共済事業団の調査によると、赤字決算の大学・短大法人は1990年度は3%だったが、08年度には47%に達している。<<

ホントに、赤字が改善する見込みのない大学はどうするんでしょうね・・・?

受験生は、偏差値だけじゃなく、「この大学は、自分が卒業した後も存在するだろうか?」ということを考えて受験しなければならないご時世になったのかと・・・

Victoriaでした。