脳死は子どもの死ではない

こんにちは。Victoriaです。

さて、先日、子どもに告知するべきか? - Victoriaの日記というニュースがありましたが、今日は、
アピタル(医療・健康・介護):朝日新聞デジタルという記事がありました。


>>15歳未満の子どもでは、「脳死が死」は当てはまらない、と考える医師が40%に上ることがわかった。また、小児の脳死判定は将来的にも不可能だとする医療施設も20%以上あった。全国の救急・小児科の専門医を研修する施設の医師に聞いた。

 調査は、国立成育医療研究センターの委託研究班が昨年、日本救急医学会と日本小児科学会の専門医研修施設約500施設を対象に行い、医師255人から回答を得た。

 年齢に関係なく「脳死を人の死」と認識する医師は56%いた。一方で、14%が「人の死ではない・人の死はあくまで心臓死」と回答、「成人は脳死が人の死だが子どもは異なる」「臓器提供の場合に限る」と答えた医師もそれぞれ13%いた。合計4割の医師は、小児は「脳死は人の死」と認識していなかった。

 成人への認識と異なるのは、子どもは成人より一般的に回復力が強いためだとみられる。

 また、脳死判定後の治療について、6割が「差し控えや中止という選択肢があるべきだ」と考え、3割が「新たに開始すべきではないが実施中の治療は中止すべきではない」と回答した。「緩和医療やみとりの医療に移行すべきだ」も4割あった。

 自分の病院で子どもの脳死判定が可能と考える医師は3割、条件が整えば可能とした医師が4割。今も今後も不可能とする医師も2割いた。<<

子供の臓器移植については、臓器提供を切実に待っている子どもたちがいる一方で、我が子の臓器を提供することについては、とてもできないというのが一般的な親としての感情なので、これまでも賛否両論ありましたが・・・

やはり、子どもについては、脳死を死とするわけにはいかないんじゃないかと・・・


Victoriaでした。