Victoria、消防団女性分団に入団

こんにちは。Victoriaです。

さて、東日本大地震の後、Victoriaの周りでも積極的に救援活動に乗り出す人が続々と出ております。
現在海外に滞在中の卒業生からは、毎日のように、募金活動の成果の報告が入ってきております。

また、医学部に進学し、研修医として活躍中の卒業生からは、日本赤十字社から石巻に派遣されたとの連絡が入りました。

近所の老人福祉施設では、入所しているおばあちゃん、おじいちゃん達がおこづかいを出し合って集めた募金を、街頭募金へ。

小学校の児童会でも手作りの募金箱を持って募金活動をはじめています。

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この地震が起こる前、Victoriaは日野原重明先生のお言葉に感激し、今年は
1 ボランティアをする
2 新しいことに挑戦する
という二つの目標をたてました。(ボランティアのすすめ 日野原重明先生 - Victoriaの日記

それで、何ができるかな〜と考えていたところへ、大地震
連日、自衛隊や消防などの方達の命がけのミッションのニュースを浴びるように見て・・・

そこに、地元の消防団が女性消防団員を募集しているというニュースが・・・

これは、やるっきゃない!

ということで、なんと!
Victoria、消防団女性分団に入団しました!

もともとね・・・
世の中で一番尊い職業は、消防だっていう思いはずっとあって・・・(自治体事業仕分け 傍聴レポート 消防編 - Victoriaの日記

ただ、消防は男の仕事だって思いこんでいたんです。

そしたら、最近、各地の消防団が女性分団っていうのを作りはじめているんですって。

現在、日本全国に消防団員は80万人います。
そのうち、女性団員は19,000人(2%)。

各地域によって活動内容は異なりますが、基本的に出動はなく、主に防災の啓発運動などを担当。

先日、幹部の方から、詳細なる活動内容のご説明をいただきましたが、小学校などへ出向いて応急手当の指導をしたり、保育園へ行って人形劇を通して防災指導をしたりとういうのが、主な活動内容のようでした。

全国的に消防団のなり手がなく、どんどん縮小しているので、女性団員の募集に力を入れはじめた模様。

女性団員といっても、れっきとした消防団員なので、身分は「特別職地方公務員」

制服が支給されるのをはじめ、公務により死亡した場合には公務災害補償を適用。

報酬も支払われます。

報酬は年額27,000円。
ただし、これは団員ひとりひとりに支払われるのではなく、団でプールしておいて使っているとのことでした。

「私たちは命の預け合いをしておりますから、団として一致団結してまとまる必要がありますので」

命の預け合い・・・
魂に響くお言葉です。

救急救命講習には何度か出て、人工呼吸のイロハくらいは知っているVictoriaですが、これからは指導するほうに回らなければならないので、今年一年は数々の講習を受けるため忙しくなりそうです。


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ということで、今までにもまして、身体を鍛えておかないとね・・・

Victoria、不良、スケバン、男好きなどと言われつつ、好き勝手に生きてきた人生の汚名をそそぐ時がついにやって来ました。

これからの人生、少しでもお役に立てるように日々精進して参りたいと思います。

Victoriaでした。