ブラジルは義務投票制の国
こんにちは。Victoriaです。
さて、この本のいいところは、ポルトガル語だけでなく、ブラジルの文化や歴史についても学べるところ。
- 作者: 武田千香
- 出版社/メーカー: 三省堂
- 発売日: 2000/12/01
- メディア: 単行本
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投票権は18歳から70歳までの読み書きができるすべての国民にある。希望により16歳〜17歳と、70歳以上、および、読み書きのできない国民にも投票権が与えられる。投票は義務で、正当な理由なくして投票を怠った場合は罰金が科せられる。
と書いてあった。
ええっ、投票権に上限があるの?
日本でも、選挙権は18歳以上に引き下げるべきだとかっていう議論があるけど、上限を設けるって話は聞いたことがない。
そこで、世界にはほかにも投票権に上限がある国があるのか調べてみたところ、
ブラジルは義務投票制である
ということがポイントらしい、ということがわかった。
つまり、義務として投票しなければ罰金ですよ、っていうのが18歳から70歳で、70歳以上の人は、投票したい人はできるけど、義務ではない、ということらしい。
なるほどね・・・
投票権を奪われたら、暴動が起きるわ・・・たぶん・・・
調べてみたら、世界には、義務投票制の国が結構ありました。
中でも、罰則適用が厳格なのは、シンガポール。
やっぱりね・・・
シンガポールで選挙に棄権した場合の罰則は、選挙人名簿からの抹消。
オーストラリアも義務投票制で、罰則適用は厳格。
ブラジルは罰則規定はあるものの、適用は厳格ではない模様。
あれだけでかい国で厳格に適用してたら、いつまでたっても選挙が終わらないだろう・・・
その他、義務投票制をとっている国の一覧はこちらをご覧ください。
(義務投票制 - Wikipedia)
義務投票制を導入している国では、選挙管理委員会が税務署と同じくらい忙しいんだろうね・・・きっと・・・
Victoriaでした。