セックスレスを事業仕分けする

こんにちは。Victoriaです。

構想日本というシンクタンクが、

全国各地の地方自治体で事業仕分けを行っていて、
自治体がシンクタンクに高いお金を払ってまで、
外部の視点で事業仕分けをしてほしいって思うのは、
歳入減でどこも財政が苦しいから、
何とか理屈をつけて歳出削減をしたいっていう切実な事情があるからだと思うんだけど、
仕分けられる事業や団体としては、
あてにしてたお金がもらえなくなるわけだから、
権利を死守しようと必死なわけで、
国の事業仕分けのように派手に報道はされてないけど、
なかなか熱いバトルが繰り広げられていて興味深いっていううわさを聞いたので、
わざわざ出かけて傍聴してきた。



感想 : ゼニをめぐるバトルは、金額が小さいほうが激しくなるって、よくわかった・・・



予算規模が100万円以上のプロジェクトが「不要」って仕分けられても、
仕分けられたほうは結構、淡々と受け止めてる感じなのね。



やっぱ、この企画書じゃあダメだよなあ、的なあきらめが担当者の間に最初からあるっていうか、
明日から、別の仕事もらわなくちゃなあ、的な達観が漂ってるっていうか。




ところが、
該当者1人当たり1万円支給、みたいな事業を切り捨てるとなると、とたんに、
今までその1万円を楽しみにしていた人たちを見捨てるのか、みたいな感情論になってしまって、
議論が異常にヒートアップする。



「あなたたちのような、頭のよい、恵まれた人たちに、われわれの苦しみがわかってたまるか!」
みたいな捨て台詞がバンバンとびかったりなんかして、
そう言われると、
「はい、あなたたちの苦しみをわかる気はありません」
とはさすがに誰も言えないから、
「あなたの言ってることは、個人的にはとてもよくわかりますよ」
みたいな、あえて立場の違いを超えて相手の気持ちに寄り添うというジェスチャーがありありと見えたりなんかして、
浮世の厳しさと優しさの両面をうかがい知ることができ、
大変勉強になった。



事業仕分けは、これからも注視していきたいです。




それでね・・・

構想日本が作った「事業仕分けの流れ」っていうフロー図によると、
事業仕分けっていうのは、



1 そもそも必要?
2 誰がやるべき?
3 仕事の中身のチェック


の3段階でやりなさいっていうことなんだけど、



事業仕分けの流れって、
セックスレスの悩み解決に応用できるんじゃないか・・・?



って思いついたので、
ちょっとここでご紹介したいと思います。



<Victoria式 セックスレス事業仕分けする方法>



そもそも相手がいなくてセックスレスの人からすれば、
とりあえずやる気になればいつでもセックスしていいよっていう相手がありながらセックスレスっていうのは、
はっきりいって、
「ぜいたくな悩みなんだよ!」
ってことだと思うんだけど、
現実には、結婚して数年でセックスレスになる夫婦ってすごく多いみたいでしょ?



お互いが了解済みで、それで全然困ってないっていうんだったらいいんだけど、
いや、オレは本音を言えばいつでもお願いしたいって思うんだけど、
妻が意図的にそういう話題を避けてるみたいで、
今さら正面切って話し合うっていうわけにもいかないし、
オレ達、もうこのまま枯れていくんだろうか・・・
みたいな人は、一応、悩んでると思うのね。



そういう悩みの解決法を、
事業仕分けの流れにそってさがしてみると・・・





1 そもそも必要?



・自分にとって、あるいは、自分たち夫婦にとって、そもそもセックスは必要なのか?

・セックスがなくなると、夫婦関係維持にあたって、どのような問題が生じるのか?

・良好な夫婦関係維持のための手段として、セックスは機能していたのか?

・てゆーか、自分はセックスないと生きていけないセックス好きなのか?



冷静にこれらについて考えてみて、

夫婦間のコミュニケーション不足が、明らかにセックスレスのせいだと断言できるのならば、
「セックスよ、カムバック!」
と知恵をしぼる必要があるだろうけど、
コミュニケーション不足は、単純に話し合い不足だろ、ってことならば、
夫婦の会話を増やすことにこそ解決策はあるわけで、
セックスのせいではない。


あるいは、そこまで性欲強くないから、
ないならないでまっいっか・・・みたいな方ならば、
別に悩む必要はなく、
セックス以外の方面に人生の悦びを求めていけばいいので、
別にいいじゃん、っていうこと。




あなたにとって、そもそもセックスは必要?


2 誰がやるべき?



1の問いに対する答が、
「やっぱ、セックスは必要」
っていう方は、次に、


「じゃあ、誰とやるのがいいの?」


と考えてみる。


・相手は、配偶者、あるいは、恋人に限定したい
・そういう枠にはとらわれたくないなあ
・やっぱ、プロの仕事が一番安心♪


あくまで、相手は一人に限定すべきだって考えるならば、
とことん相手を受け入れて人生のパートナーとして認められる自分であり続ける努力をするべきだけど、
いやもう、申し訳ないけど家庭内では発情しないんだっていうんだったら、
浮気がばれないようにしっかりリスク回避の手段は講じたうえで狩りに行くべきだし、
プロのお仕事がやっぱりいいよねっていうんだったら、
風俗とかAVとかに資金投下すれば済む。



あなたはホントは誰としたいの?



3 仕事の中身のチェック



セックスは不可欠で、
したい相手もわかったら、
次は仕事の中身をチェック!


・適正な回数は?
・持続時間はどれくらいがいい?
・クオリティは?(体位は?イクことにこだわるのか、精神的に満たされることにこだわるのか?大人のおもちゃで冒険したい?etc. )



自治体の事業仕分けでよく言われていたのが、


「集中と選択」。



予算が限られている中で、
なんとなく雑多な事業に広く薄くお金をばらまいても効果がないから、
目的を明確にしてここだと思ったところに集中的に資本投下したほうが、
費用対効果が見込めるっていうことなんだけど、



セックスについても、
1回20分のセックスを週1回のペースで続けるのがいいのか、


祝日だけをピンポイントにねらって、
1回2時間以上かけて、
できればホテルに泊まるなどしてセックスに集中できる環境を整えた上で、
思いっきり野獣になるのがいいのか。



相手を妻に限定するのと、
外に狩りに行くのとでは、
必要とされるセックスのテクニックも違ってくる。



あなたはどんなセックスがしたいですか?





・・・
構想日本事業仕分けの流れの最後には、
ゴシック体で次の文章がデカデカと書かれている。



「過去からの経緯は、事業の必要性とは別のこと。
そもそも論が重要で、過去の経緯やしがらみにとらわれると、改革ができにくい」




セックスに当てはめて言うならば、
なんとなく金曜の夜はセックスするっていう暗黙の了解があって、
そのノルマをこなして来たわけだけど、
おかげでマンネリになってしまって、
最近はやっててちっとも楽しくない、なんていう場合は、
ゼロベースから考え直してみたほうが、
結局はいいセックスに結びつくんじゃないかっていうこと。



・・・
ということで、本日の結論 :



本当に気持ちのいいセックスのために、
セックスを事業仕分けしてみてね・・・うふふ・・・




Victoriaでした。