本当に気持ちのいいセックス パート4 (1) 本当のSEXを知っている女

こんにちは。Victoriaです。

「本当に気持ちのいいセックス パート3」で読んだ「AV黄金時代 5000人抱いた伝説男優の告白」で、

AV黄金時代 5000人抱いた伝説男優の告白 (文庫ぎんが堂)

AV黄金時代 5000人抱いた伝説男優の告白 (文庫ぎんが堂)

「いんらんパフォーマンス・スペシャル〜恋人」っていう作品がAV黄金時代の傑作として紹介されていて、
これを撮った代々木忠監督が本を出しているというので、
読んでみた。



感想 : 監督、こんな表紙、使っちゃって、いいんですか?



おそるおそる表紙をめくり、目次を見てみると・・・



第1章 快楽装置の舞台裏
第2章 SEXで女を失神させる方法
第3章 SEXで男も失神する方法



SEXで男も失神する方法?



それは、ぜひ、学ばなければならない・・・



ということで、Victoriaの「本当に気持ちのいいセックス パート4」の教科書は、
代々木忠監督の「プラトニック・アニマル SEXの新しい快感基準」に決定。



男も失神するといえば・・・



ずいぶん以前の話なんだけど、
知り合いの人のそのまた知り合いの人で、
結構ご自分のナニに自信をお持ちの男性がいらっしゃって、


「失神した方がホテル代を払う」


という賭を女性としたっていう話を聞いたことがあって、
あとから、
「どうなりましたか?」
って聞いたら、
「もちろん、おごっていただきましたよ」
って余裕の表情でおっしゃっていたのがすっごく印象的で、
その時は、素直に
「ふ〜ん、すごいんだ・・・」
と思っただけで、具体的にナニをどうなさったのか聞かなかったんだけど、
今思えば、あれは、


ぜひとも相手の女性というのを探し出して、
真相を聞き出すべきであった・・・



・・・

さて、今回この本を読むまで知らなかったんだけど、
代々木忠監督って、「日活ポルノ裁判」の被告だったのね。


9年間に及んだこの裁判は、
80年高裁が無罪判決を出して幕を閉じたんだけど、
代々木監督としては、
裁判にかけられた「女高生芸者」っていう作品が、
とてもわいせつとは言えない代物だと思っていて、
それ以来、


本物のわいせつとは何だろう?


と考え続け、
突き詰めていくとそれは作り物ではなく、
現実の性そのものを撮らなければダメだという結論に達し、
自分が一番のぞいてみたいものを撮ろうということで始めたのが、
「ザ・オナニー」シリーズ。


最初は嫌がっている女に延々とインタビューを続け、
最後はオナニーでオーガズムを迎えるまでを撮影するという試みで、
監督という肩書きを捨て、
「こんなこと聞いたらバカにされるんじゃないか」
なんて一切気にせず、
ただのスケベな中年男として女の言い分に耳を傾けてできたビデオは、
全くカラミがないにもかかわらず、
飛ぶように売れた。


それ以来、代々木監督は、
絵コンテなしで、
どんな作品に仕上がるかは、
監督自身にも終わってみるまでわからないという手法で撮り続けている。




代々木監督が大事にしているのは、
女性との面接で、
現場以上に真剣勝負で取り組む。
面接でこの子を裸にして感じさせてみたいと思わないかぎり作品は撮れないらしく、
一回にかける時間は最低でも二時間。



監督、どうやって女の心を開いているんですか?



代々木監督いわく、
女から本音をひきだすコツは、


最初にまず相手のグチをはきださせてしまうこと。



たしかにね・・・
グチのない女はこの世に存在しないからね・・・



もしも、女があなたにグチを言ってくれなければ、
それは、よっぽど、あなたのことを信用してないからと思って間違いない・・・



代々木監督はグチを聞くときには、女の言葉にぜったい反論しないで、
徹底的に相づちを打って、彼女たちの気持ちをあおりたてる。


そうすると、グチを聞き終わった時には、
彼女たちと監督の周波数はかなり合っていて、
ひとつの価値観を共有している状態になる。
「あっ、この人、私と考え方が同じなんだわ」って感じね。



それで、そうやって女の心を開いて聞いた女の本音をここでちょっとご紹介。



代々木監督は、女に対して、
「オナニーしてる?」
とは絶対に聞かないで、
話のリズムの中で、



「オナニーするときに何を一番想像する?」



と聞くらしいんだけど、
一番多い回答は、


「犯されているところ」。



また、


「アブナイところでやりたい」


というのも多いとのこと。



あと、興味深かったのは、
「好きな男のタイプ」「嫌いな男のタイプ」
っていうのを聞いてみると、
その女の子がどの段階のSEXをしているかがわかるとかで、
「野性的で、インテリで・・・」
みたいに細かく好きなタイプについてしゃべり出すコは本当のSEXをしていない、
逆に
「そんなの決められないよ」
と答えるコには、
「それでも、ハゲは嫌いとか、あるでしょ?」
とたたみかけると、
「ハゲの人だって、すごくエッチな人もいるじゃない」
って感じで、
SEXのタブーが存在しないので、
ああ、このコは本当のSEXを知ってるんだな・・・ってことがわかるという。



むむむ・・・
代々木監督、さすが女心をよくご存じで・・・



Victoriaも若い頃に、
監督に面接されたかったわン・・・




・・・ということで、本日の結論 :



本当のSEXを知っている女は、
男のタイプにこだわりがない




Victoriaでした。