消防団員らの安全確保にむけ、消防庁、検討会立ち上げ

こんにちは。Victoriaです。

今日、こんな新聞報道発見。



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東日本大震災で消防職員や消防団員に多数の犠牲者が出たことを受け、
総務省消防庁が被害を検証し、再発防止策を議論する検討会を年内に立ち上げることが、
10月20日、分かった。


住民の避難誘導や水門閉鎖をしている間に津波に襲われたケースが多かったことを重視、
職員・団員の安全を確保する方法を探る。


同庁によると、11日現在で死亡・行方不明の消防職員は27人。
消防団員は5日時点で計253人に上る。


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Victoriaは消防団女性分団の団員として半年間活動してきて、
災害現場に出動はないにもかかわらず、
毎週のように様々な行事、イベントがあり、
生活が激変するくらいの多忙を経験中。


消防団は消防隊員とちがって、
ほかに仕事を持ち、
ほぼボランティアで地域の防災活動に従事しているわけだけど、
今回の震災では、
自衛隊や警察に比べて装備が貧弱だったこともあり、
被害が拡大した。


例えば、
通信手段が限られていたため、
津波の情報が海岸にいる団員に伝えられなかったとか、
底の薄い靴しかなく、
マスクも支給されていなかったため、
身の安全が確保されなかったとか。


災害現場にいちはやく駆けつけた消防団員が命を落とすことになれば、
それだけ救助活動も滞るわけだから、
団員の安全確保は最優先されるべきなんだけど、
これほどの規模の災害が想定されてなかったこともあり、
多くの尊い命が失われてしまった。


このことを、決して美談とせず、
二度とこのようなことがないように、
しっかり議論して、
安全確保をしていただきたいと切に願っています。


消防団員Victoriaでした。