やる気がでる勉強法  男子生徒編

こんにちは。Victoriaです。


さて、先日、
いつもは授業が終わると弾丸のように飛び出していく男子が、
いつになくだらだらと帰り支度をしており、
なんだろ?と思っていたら、
最後の生徒が出て行くのを待っていたかのように、
つかつかとやってきて、




「先生、ちょっと相談があるんだ・・・」




おおっ!
キターーーーー!!!!!



相談、大歓迎♪



で、何があった?




ふられた?
コクられた?
それとも、
二人の女子の板ばさみ???





「ボク、どうしても、勉強のやる気が出ないんだけど、
どうしたらいいと思う?」





むむむ・・・
女の子は関係なしか?
それは残念・・・






「そっかー。
じゃあ、最初に質問。
家帰って、
自分の部屋のドア開けて、
最初に目につくものは何?」



「マンガ」




「それだよ、それ。
マンガが原因。
今日、帰ったら、マンガを全部段ボール箱に詰めて封印しちゃいな。
すっきりして、やる気倍増よ♪」




「いや、先生、それはもうやってみた。
これでも、だいぶ、片づけたんだって。
ゲームもほとんど友達に売ったし、
マンガもほとんどお母さんに頼んで物置に入れてもらったんだって。
よ〜し、すっきりしたから、
やる気出すぞ〜って期待したんだけど、
それが、全然・・・」





「う〜ん・・・
ひとりだと緊張感がなさすぎてダメ?」





「うん、自分の部屋では、寝ころんで勉強しちゃうから、いつの間にか爆睡・・・」





・・・


彼は、
いつもパンパンにふくらんだスポーツバッグを持ち歩いてて、
中には、
部活の道具&マンガっていう、
典型的な元気少年なんだけど、




さすがに、最近、
このままではオレの将来はどうなる・・・???と気づいたらしい。





うん、
キミがサッカーの日本代表に選ばれる確率は、
Victoriaのお肌年齢が二十年巻き戻される確率と同じくらいだぞ・・・





それで、
彼がやる気を出すために、
どうしたらいいのかって話なんだけど、





「家では勉強しないって決めて、
外でやりなよ」





「例えば、図書館とか?」





「うん、どこでもいいけど、
人がいるところのほうがいいね。
多少、人に見られてるっていう意識があったほうが、
だらけないんじゃない?」




「うん、少なくとも、
寝転がることはない気がする」




「それでね、
できれば、かわいい女の子のいるところを探して、
視界のすみのほうに、
女の子がはいるところに席をとる。




そうすると、
勉強してるところを女の子に見られちゃってます感が増すから、
絶対だらけないと思うよ」





「ああ、それ、いい方法かも・・・
そっかー。かわいい女の子がいるところか・・・
どこがいいかな?」





「ってそれは、に決まってるでしょう。
塾だったら、受験生の女の子がウヨウヨしてるよ。





ってことで、
明日から、毎日、塾に通いなさい!」





「うん、わかった。
そうする。
じゃ、また明日ね。先生、さよなら〜」






・・・ということで、本日の結論 :




今こうやって好きなマンガもゲームも封印して受験勉強に集中してます的なオーラ出まくりのオレの背中を後ろの席に座ってるかわいいおにゃのこ達が見てるって思うだけでなんかオレゾクッとしてきたぜやばいやばいキターーーーー!!!!!続きは帰ってからってことで今は勉強に集中しよ♪ホントオレってまじめ・・・






Victoriaでした。