モテない理由

こんにちは。Victoriaです。


さて、
新学期といえば、






クラス替え。






仲良しグループがばらばらになってしまったり、
好きだった先生が他の学年に行ってしまったり、
悲喜こもごものドラマが繰り広げられているんだけれども、







お嬢様学校で名高い、
ミッション系の私立女子中に通う女子が、
新しい担任の先生に大興奮。







ふだんは、







「学校生活?何それ?フツーよ・・・」







てな感じで、
クールに決めてる彼女には珍しく、
興奮ぎみに語ってくれたところによると、








新しい担任の先生は、
壮年の数学の男の先生なんだけど、







上から下まで身につけている物がすべてバーバリー







カフスボタンからハンカチまで、
すべてチェックしたらしく、







ハンカチにはピシッとアイロンがかかっていた。







たった一回のホームルームで、
そこまでチェックするなんて、
おそるべし、女子中学生・・・







・・・


彼女がそこまで興奮するには理由があって、







去年の担任の先生が大ハズレだったんだもん(彼女談)。






去年一年間、
クラス室長を務めた彼女、







終業式に、
一年間お世話になった感謝の気持ちをこめて、
クラス全員がおこずかい100円ずつ出し合ってプレゼントを買い、
先生に渡すという一大イベントを企画。







え〜、なんで〜〜〜、
お金もったいないよ〜〜〜、
あの先生、キモイからヤダ〜〜〜







などとのたまうクラスメートを、
一人一人説得してお金を集め、
日曜日にデパートに行ってプレゼントを見繕って、
ラッピングにもお金と時間をかけ、
メッセージカードに一言ずつ書いてもらうのは、
それはそれは大変だったそうなんだけど、








いざ、
ホームルームが終わって、
最後に先生にお話がありますといって、
室長の彼女が教卓のところへプレゼントをしずしずと持っていき、








「先生、一年間ありがとうございました。
これは、みんなからの感謝のしるしです」







と言って、
プレゼントを差し出したところ、








「へ?」








と音を出した先生(言葉じゃなくて、「音」のレベルだったらしい)、
ありがとうと言うでもなく、
もらったプレゼントの箱を、
まるで日直日誌であるかのように雑に扱い、
そのまんま教卓に置いて、
気がついたら、その上に物を重ねて置いたりなんかして、









それが女子から物をもらう態度かああ!!!








・・・


20代後半か、
30代前半くらいのまだ若い理科の先生らしかったんだけど、
いつも同じVネックのベストを着てて、
ハンカチ使ってるのを誰も見たことがないっていう、
ダンディからほど遠いタイプらしく、
授業中も決して誰とも目を合わさず、
保護者面談なんかも、
お母さんの方から話を振ってくれるのを待ってるだけで、
自分から何かを提案するとか、
話題を振るっていうのが苦手なタイプで、








どうして女子校に就職したのよ?







って感じなんだけど、







それでも、
先生なりに一生懸命やってるって思ってたから、
クラスでギャルが先生の言うこと無視って、
授業中にお手紙回したり、
おしゃべりしたりするのを、
室長の彼女が気を配ってうまく回してきたのに、







最後の最後で裏切られた気持ち。








もうね、先生、これだから結婚できなくてずっと独身なんだってホント思ったわ。あんなステキなプレゼントもらって「へ?」はないよね?








終業式からもう一ヶ月近くがたつというのに、
まだ怒りがさめやらぬって感じ。







かわいそうに、
この先生、
学校中の女子を敵にまわしたわね・・・







・・・ということで、本日の結論 :







女性からプレゼントをもらったら、
その場で小躍りして喜び、
全身で感謝の気持ちを表明するというのは、
人間社会で生き抜くための掟ナンバーワン。
これができない男に結婚する資格なし!








結婚生活って、
結局、
女の人に何かしてもらって、
それに対して「ありがとう」って言うっていうことの繰り返し、









お茶一杯いれるのでも、
ベースになってるのは、







女の愛情。







どっちが生活費かせいでるとか、
そういうレベルの話じゃなく、







女の愛情に、
素直にこたえられない男は、
愛する価値ないよね・・・というのが、
女子中学生の結論。







・・・ということで、本日の結論 :








女子にプレゼントもらう時は、
もっと気をつかってよね・・・








Victoriaでした。