純愛を求めて (26) 人との距離の取り方の難しさ

こんにちは。Victoriaです。

さて、
前回ご紹介したLaiさまより→純愛を求めて (25) セカンド・バージンで誠意ある男女関係を手にいれるには? - Victoriaの日記
早速メッセージいただきました。








Laiさま、
ありがとうございます。







読んでてうるうるしてしまう内容なので、
涙もろいかたは要注意!なんですけど、
前回の記事をお読みになって心配なさってる方も多いと思うので、
ご紹介します。







(以下、Laiさまのメッセージより)

Victoriaさま、そして太賀さま、
コメントも含め何度も読み返しながら優しいお言葉にウルウルしておりました。ありがとうございます。
私の幼児期からの体験は親からのものではなく、そして多分そんなに酷いものではなく、それゆえ自分を守る本能のようなものも鍛えられたのか、連れ去られても自力で逃げたり、事前に危機を察知し大事に至らないようにすることができたように思います。
ただ、性行為(特に男性側の)に対しての失望は早くから持っていて、だからといって容易に誰とでも関係を持つというわけでもなく、むしろ、めんどくさくなるだろうけどあなたはそれでいいの?イヤでしょ?という感じでお断りすることが多いと思っておりました。
自分がこういう不安定な状態だからか、人とのキョリがわからないのかもしれません。もともとキョリをはかるのが下手なのかも。私が思うような誠意、真摯と、相手のそれに大きな剥離があって、いつも勝手に傷付いているだけなのかもしれません。
こういう失望を絶望にまで落とし込むのは体力が必要ですね。でもなんとか頑張ってみます。
幸い大企業に所属しているので病欠中も有給。これまでも私のお金で暮らせてましたし家も私の持ち家だし、ということで。
ご相談申し上げて、何か強い薬を打った副作用のような衝撃でまた少し弱ってしまいましたが(笑)、また波が良い方へ戻ると思います。
本当にありがとうございます。
これからもこちらで勉強させていただきます。m(_ _)m









Laiさまもお書きになっている通り、
自分の抱えている問題を文章にしてさらすというのは、
すごくエネルギーのいることで、










だから、
公開する前には、
この方のメッセージは公開していいんだろうか、と、
いつも思うんだけど、










それは、
秘密が公開されてしまうのがこわい、というよりも、










なんとなく、
もやもやしていた、程度の段階で、
文字にして問題の所在を認めてしまうと、
それが既成事実化するようなこわさがあるからで、










だから、
現在進行形で、
まだ状況次第でどっちに転ぶかわからない、とか、








あるいは、
問題の起こったのが最近すぎて、
まだご本人自身、
総括できていないんじゃないか、
まだ、
そのことが起こったこと自体、
認めたくないんじゃないか、









そんな感触が行間から立ち上ってくるような場合には、
メッセージをそのまま載せることはせず、
内容を要約したり、
あるいは、
いくつかの記事に分散させて載せるなどして、
ショックを和らげるよう配慮しているつもり、








Laiさまの場合、
今も自宅療養中とはいえ、
かなりご自分の中で結論に近いものは出ていらっしゃるようなので、
あえて原文ママ掲載させていただいていいかな・・・と。











文字になった直後は、
それでもやっぱりダメージっていうのは来ると思うけど、
でも、
そうやって第三者の目で自分の問題を見直してみるというのは、
ある種の、








みそぎ








になるんじゃないかと思っていて、










しかも、
そういう時って、
素顔の自分を全然知らない人のほうが、
思ったまんまを口にするので、
逆に救われるっていうか、
ちょっとだけかもしれないけど、
気持ちがラクになることってあると思う。










Laiさまの場合、
ご自分の問題をとても冷静に分析なさっており、
たぶん精神科のお医者さんの前で、
理路整然とご自分の症状を描写なさるタイプだと思うんだけど、









でも、
自分の状態を冷静に分析できる能力があるというのと、
その状態から簡単に抜け出すことができるというのは、
また別問題、










結局、
そういう状態に追い込んでしまったのにかかったのと同じくらいの年月かけて、
ゆっくり、ゆっくり、
タマネギの皮をはぐような感じで、
だんだん心の疲れがはがれていくんだと思うので、










結論を急ぎすぎず、
この機会に思いっきりゆっくりなさるといいんじゃないでしょうか。











人生、
何をしなければならないという義務があって生まれてきたわけでもないんだし、
もちろん、
お子さんがいらっしゃるから、
それ相応の責任はおありなんだけども、
親としての責任を果たすというのと、
ご自分の魂の平安を保つというのは、
二者択一でどちらかがどちらかの犠牲にならなければならないという種類のものでもないわけで、











てゆーか、
同居人の男、
居候してるんだったら、
もっとこき使って全然OKなんじゃね−???







Laiさまの悩みの何分の一かは、
こいつのせいでもあるんだし・・・








・・・


さて、
それで、
人との距離の取り方が難しいということをLaiさまはおっしゃっているんだけれども、










それは、
誰にとっても同じように難しいもので、








たしかに、
人との距離の取り方がうまいな〜っていう人はいるけれども、
そういう人は守備範囲が普通の人よりちょっと広いからで、









自分の守備範囲を超えた領域では、
誰だって苦労してると思う。








同じ冗談言っても、
通じない人には全く通じないとか、










お姑さんの言うことは、
すべてイヤミにしか聞こえないとか、








アホな男としゃべってると、
こっちの脳みそが溶けてしまいそうだわ、とか・・・










物理的に適当な距離を置きさえすれば関係が良好になる相手のことは、
なんとか大人の政治力を駆使すれば解決可能なんだけど、










これから仲良くなろうかな・・・
この人、私と人生ともにしてくれるかな・・・
みたいな特別な人になる可能性のある相手との距離の置き方は、
いつだって難しい。








ちょっとした判断ミスが、
二人の関係に決定的な溝を作ることだってありえるわけで、
そういうことも含めて、
合わない人とは別れるしかないわけだけど、









でも、
ちょっと合わないからって別れてばっかりいたら、
男のストックも底をついてくるし、
年齢のことも考えて、
あるものでうまく回すっていう知恵も必要なわけで、










結局、
毎回、毎回、
ぶっつけ本番で、
一番いい距離をさぐっていくっていうことしかないと思う。










私の場合、
おせっかいすぎるっていうのがあって、














職業柄もあるけど、
思いっきり相手の人生に踏み込んで、
あーだこーだ言ってしまう。










もうこれは条件反射のレベルで、
だからこれだけ毎日いろいろとVictoriaの日記が書けるっていうのもあるんだけど、











これされると、
はっきり言ってウザいって思う男の人だって多いわけで、









つまり、
ほっといてくれ、
お前なんかにあれこれ言われたくねーよ、
オレだっていい大人なんだからっていう・・・









だけど、
こういうおせっかいをされたいという人もいっぱいいるわけで、









大事なのは、
適材適所かな・・・











・・・ということで、本日の結論 :







究極の恋人選びは、
決して自分の好みで選ばず、
相手の好みで選んでもらうってことで、
多少、自分的にはう〜んな相手でも、
向こうが好きだって言ってくれるんだから、
幅広くどんなに変な人でもゆるす・・・







てゆーか、
人のこといえる自分かっていう悟り・・・かな・・・










Victoriaでした。



・・・


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