いつか必ずいい恋をすると信じて

こんにちは。Victoriaです。

さて、
本気の恋愛をしたことがないとお悩みのrinrin様から→どうしたら本気の恋愛ができるの? - Victoriaの日記
メッセージ届きました。






rinrin様、
ありがとうございます。





まずは、
rinrin様の「いつか必ずいい恋するわ」宣言をどうぞ。


>>victoria様

掲載ありがとうございます。

victoria様の最初の一言

>周りはみ〜んなステキな恋愛してるように見えるかもしれない>けど、
>中味はみんな似たり寄ったりよ〜〜〜。
>だから気にしないでマイペースで生きればいいのよ♪
この一言で、私の悩みなんて大したことじゃなかったのか〜って思ってしまいました(笑)
>もしかしたら、
>ホントはそれに近い出会いが、
>今までにあったのかもしれません。
過去を振り返ってみましたが、思い当たりません。。。
ただ、あの人と付き合っていれば、幸せな未来があったのかなもと思う人はいます。
きっと理想が高すぎてしまい、なかなか人を好きになれないのだと思います。

絶対ありえないのに、心のどこかで、白馬の王子様がやってくると思ってるところがありますしね(笑)

>女の幸せは30代後半にやってくる説

私は切このvictoria説を願います!!!
この先に幸せが待ってると思えば、人生も楽しく生きていけそうです。
幸せになるか、どうかは結局は自分次第なんでしょうけどね(笑)
現在、婚活中ですが、vivian様のような面白ネタはないですけど(笑)少しでも魅力がある人が現れたら、とりあえず、デートでもしてみます〜。
vivian様のネタ(ネタとは失礼でしたかね^^;)も好きです。
今までのモヤモヤが聞いて頂いてスッキリしました。
ありがとうございました。<<







理想は高いほうがいいと思うけど、
間口は広げたほうがチャンスが広がると思うので、
今までトライしたことのないタイプの男にも、
門戸を広げてはいかがでしょう・・・







例えば、
絶対自分なら食わねえ!!!ってものばっかり食べるヤツとか・・・
信じられないくらい細かいことにこだわるヤツとか・・・








一点がぶっとんでる変なヤツって、
その他のことは結構気にしないので、
女が好き勝手できるというメリットが・・・








・・・


さて、
いつも斬新な恋愛論を披露してくださるナツメ様から、
rinrin様に、
直々にメッセージが届いております。







ナツメ様、
いつもありがとうございます。







今回は、
何と!
6章仕立てです。








読み出すと、
ぐいぐい引き込まれて、
一気に読んでしまうので、
ぜひどうぞ!


>> 私どもから見れば、まだうら若き rinrin 様。

 この方のために自分が何か言ってあげられることはないだろうか… と考えていたら、長い長い文を書いてしまいました。
 さすがに長すぎると思ったので、自分で六章に区切りました。お暇なときにでもお読みいただければ幸甚に存じます。

 (仮題) 愛をするにも、技術が要る。


(1) セフレに似た「恋愛」から…

 私も、かつて rinrin 様と同じような悩みを持っていた時期がありました。

 ただし、私の場合は、幾人もセフレがいたというものではありません。
 相手から声をかけてくれる場合、相手の男性は、たいがい既に決まった婚約者がいるとか、妻帯者だとか、妻子持ちだとかいう、そういう人ばかりだったのです。
 自分に声をかけてくれる男って、不倫目的の人しかいないの…?

 こういう結論にしか至らず、暗澹とした日々を送ったものです。
 ちなみに、私の今彼も、元をただせば、そんな中の一人でした。彼の場合は、不倫ではなくて、長距離恋愛で付き合いを続けるか切れるか迷っている最中の本命の女がいる状態で、私にコナをかけたようです。
 男のつく嘘は、女には簡単に見破られます。
 私の彼が隠していた彼の「限りなく婚約者に近い彼女」の存在は、あっさりばれ、その節は、いちおう一波乱あったというか、修羅場がありました。
 ともあれ、その当時すでにプチ付き合っている状態だったこともあり、私が彼を許して仲直りしました。
 でも、やはり「この人はこういう人だったんだ…」という失望惑は完全に拭い去ることはできませんでした。したがって、それ以後は、「付き合っている」といっても、私の側では、常に彼の事を、半ば疑いの目で見ながら付き合っていました。

 心の底から許すことがないまま、とりあえず身体の相性がいいから抱かれる、都合がいいから付き合う。…
 それって、傍から見ればアツアツのカップルに見えるかもしれませんが、心情的には「セフレ?」というのと、さほど変わりませんよねえ。(私はそう感じていたのですが。)


(2) 年月が、積み上げてくれるもの。
 ただ、それでもズルズル長く付き合って、年月が経ってみると、それなりに熟成されていくものもあります。
 とくに、私自身、わりと最近になるまで気付かなかったことですが、ここ数年で気づいたのは、彼にとっては「私の身体だけが目的ってわけじゃなかったんだ」ということ。

 「身体だけが目的じゃない」ということがわかる最大のポイントは、だんだん共通の趣味が増えて、べつに会うたびに抱き合わなくても、会っていろいろ(映画とか)見たり(コンサートとか)聴いたり(酒とか)飲み(評判のレストランなど)食い歩きしたりするだけで、けっこうお互いに満足できる点にあります。

(3) 恋愛も、人間付き合いだから。技術を磨いて、上手になれるもの
 人は、いわゆる「運命の相手」に出会えるまで、普通は、幾人も恋人を作って、出会ったり別れたりするものでしょう。最初の相手から「付き合い始めてからは、ずっと変わらず恋人らしくラブラブハッピー」なんてことは、まず期待できないと思います。
 「恋人ができない」とか、「現在の恋人に満足していない」などと、のたまう人々は、往々にして知らないというか忘れていることだけど、『愛するにも、技術が必要』だと思うんです。

 技術が稚拙だと、あまり豊かな恋愛はできませんよそりゃ…
 逆に言うと、技術が必要なものである以上、その技術は、後天的にいくらでも磨くことができるんです。
 いいパートナーに巡り合えれば、お互い切磋琢磨していくこともできるでしょうし、良くないパートナーにばかり出会っていたとしても、Victoria 様のように諦めずに精進を重ねる方もいるのです。


(4) カート・ヴォネガットの小説に学んだ。
 ちょっと恋愛からは論旨がずれますが、カート・ヴォネガット・ジュニアの小説のどこかに幾度も書いてあったと思うのだけど、『愛は負けても親切は勝つ』ということです。

 男にせよ女にせよ、「愛」と言われると敷居が高くて、「『愛』ある行動としては何が正解なんだろう」と戸惑ってしまうでしょう。けれども、「目の前にいる相手に親切にしろ」と言われると、何となく、その時々で、どう行動すれば良いのか見当ぐらいはつくんじゃないでしょうか。

 付き合い始めは戸惑ってばかりでも、付き合いが長くなれば、「どう行動すれば相手にとって親切になるのか」ということは、どんどんわかってくるものだと思います。

 もしもそれが「恋愛」ならば、ある晴れた日にいきなり関係が壊れて別れることはあるかも知れません。けれども、「日々積み重ねる親切」に対してであれば、「ゴメンやっぱり俺はあちらの女がいい!」と逃げ去れる男は、そうそういないと思うんです。 


(5) 手近なところから、Let's try!

 翻って考えてみれば、「セフレ」というものも、とりあえず身体の相性は悪くない相手がそこにいる、ということだけでもラッキーだと思うべきなのではないでしょうか。
「セフレ」から脱却して、その男の「唯一の女」あるいは「最後の女」になれるかどうかも、それは女として、人として、「身体だけではない魅力」をどのくらい持てるかにかかっているような気がします。

「隗より始めよ」という言葉があります。

 もしも身体つながりのカレシであったとしても、それなりに長く付き合える相手に出会ったならば、その相手が、本命のカレシになるかどうか試してみてはいかがですか。
 自分にとって相手の人のことが「どれほど好きだか海のものとも山のものとも計り知れない。とても恋だとは自分では思えない」にせよ、とりあえず「身体だけのお付き合いよりももっと楽しい人間同士のお付き合い」に移行していけるかどうか、発展の道を探ってみてはいかがでしょうか。


(6) 恋なんて、幻想よ。ただの妄執に過ぎないと思うわ。フッ…
 ちなみに、私自身、昔は「恋愛ってこんな感じ」というか「人を好きになるって、こういうことだったんだわ」とか思ってのぼせていた時期もありました。でも、現在は、そんな気分はもう忘れたというか、「人を好きになる気持ち」というのは、「恋に恋する」のと同じようなもので、幻想だと考えています。

 恋って、男がプラモデルやパソコンに注ぐ情熱とどのくらい違うのかなあ。私は違うとは思えない。
 人は、特に好きでもない相手であっても、親切に接することができます。そして、技術が確かならば、その「好きでも何でもなかった相手」に対して、親切を積み重ねることで、どんどん「愛着」を持つことができるのだと思います。 

 自分の恋愛は、どんな形でもいい。
 それは自分の人生なんだから、他人から見て、どれほどみっともなくても構わない。精一杯生きて、自分が満足できたら、それでいい。

そうじゃありませんか?

(了)<<








ナツメさまは、
「親切」の重要性を説いていらっしゃいますが、
同じ事を言ってる友人がいて、









彼女いわく、









「私は愛とか情熱とかはないけど、とりあえず家族には親切にしている」。









だから、
パートナーが熱だしていたら看病するし、
仕事の段取りやりくりして子どもを保育園に迎えに行く当番を決めたりするのも、
全部、親切心でやっていることであり、









なので、
パートナーを必要以上に束縛したりしないし、
家庭内でのプライバシーにもすごく配慮する一方、









自分が風邪ひいてる時に、
パートナーが何もしてくれないと、
すごく怒ってます、









同居人に親切にするのは、
人間としてのマナーだろう、って言って・・・








それ聞いて、
すごくうらやましいなって思ったんだけど、








何と言っても私は、
ナツメさまに、








>>良くないパートナーにばかり出会っていたとしても、Victoria 様のように諦めずに精進を重ねる方もいるのです。<<









と見抜かれてしまったように、









ホント、
好き勝手に生きてる「自由人」と言えば聞こえがいいけど、
ぶっちゃけ、
進化の過程のどっかで途中下車しちゃったようなヤツと縁があるので、
親切が通じないっていうか・・・








・・・ということで、本日の結論 :








親切が通用する相手を選ぶっていうのはかなりハードル高いって今日しみじみわかったわ・・・








Victoriaでした。