社会起業家という生き方
こんにちは。Victoriaです。
さて、
Chikirinさまの2012-08-16に参加するべく、
「ワーク・シフト」を読んでいて、
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- 作者: リンダ・グラットン,池村千秋
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: ハードカバー
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すごく平易で読みやすいって言ってるけど、
全然、そんなことないです・・・
自分が今、
全体の議論の中のどのあたりをうろうろしているか常に意識しながら読まないと、
膨大な資料のうずに巻き込まれ、
目は文字を追ってるけど、
頭の中ではよそごと考えてるという、
やる気のない受験生のような自分の姿に気づいて愕然・・・
何とか読了して、
思ったのが、
結局、
これからはこういう働き方がもっと浸透していくべきってことなの?ってことで、
辺境から世界を変える ――ソーシャルビジネスが生み出す「村の起業家」
- 作者: 加藤徹生,井上英之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/07/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 15回
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「辺境から世界を変える」。
社会起業家としてご活躍中の加藤徹生さんが、
アジアの「社会起業家」を直接取材して、
彼らの実現したビジネス・モデルについて書いたルポ。
登場する人たちが、
ああ、こういう人なら、
きっと成功するよね・・・と思わせる、
カリスマ性を備えた人たちばかりで、
読んでいて、
本当にすがすがしいんだけれども、
仕事にかかわらず、
生き方をシフトするというのは、
今やってる方法を改善していくというやり方では時代の波に追いつかないことがあって、
本書に登場する社会起業家の人たちのように、
前提条件からまったく違う、
今までの常識が一切通用しない辺境の地から、
家族の幸せのためにという、
とても泥臭いモチベーションで、
生きていくために必死になって働く人たちから、
生まれるものなんだなということを、
改めて実感。
ここ50〜60年くらいの先進国の働き方を見ていると、
食べるためという仕事の基本と、
やってることの間の溝が大きくなりすぎ、
それで生きがいとかやりがいを失ってる場合が多いと思うんだけど、
アジアの社会起業家たちは、
そういうぜいたくな悩みをかかえた人たちを、
積み残したまんま、
電車を走らせていってる感じ・・・
うん、
もっとアジアを旅行しよ〜っと。
Victoriaでした。