いい恋ができない理由 (7) 本音と建て前の使い分けができなくて

こんにちは。Victoriaです。

自分が大人になったなと思うのは、








何の苦労もなく本音と建て前の使い分けができる時。









思えば、
中学に入学したばかりのころは、
これができず、
人間関係でずいぶん苦労した記憶が・・・









たぶん、
中2くらいのころだったと思うけど、
突然、
本音と建て前の区別に目覚め、
それから、
人間関係ムダに悩むことがなくなって、
人生がシンプルになった気がする。










本音と建て前、バンザ〜イ!











それで、
恋愛を成立させるためにも、
本音と建前が必要なんじゃないかと思っていて、












生涯の伴侶ってことになると、
話は別で、
本音と建て前なんて悠長なことは言ってられないから、
全部さらけ出して、
手の内すべて見せ合って、
そこから人生で何を残し、何を捨てていくかという熾烈なバトルが、
夫婦間で繰り広げられていくんじゃないかと思うんだけど、










恋愛関係は、
お互いどこか相手に遠慮したり、
実際より少しだけ自分をよく見せる見栄?みたいなものがないと、
難しいんじゃないかな・・・









それは、
ウソをつくとか、
相手をだますというのとはちょっと違って、









相手の恋心を傷つけないようにする思いやりみたいなもの?









例えば、
女って、
男から見たらどーでもいいことをぐだぐだ聞いてもらいたがる生き物だけど、
本音では、










「いつまでこの話続くんだ?かんべんしてくれよ・・・眠くなっちゃうじゃないか・・・このままずーっと聞いてたら萎えそう・・・これじゃ、今晩エッチするまでもたないよ、まったく、こっちの身にもなってくれよ・・・ああ、まだしゃべってる・・・もうめんどーだから、唇ふさいじゃおうかな?あ、あなた私の話聞いてる?とか言いだしやがった、やっべー!途中から全然集中してなくて、なんも覚えてないよ・・・あ〜あ、まずい、こっちに怒りの矛先がむいてきちゃうよ・・・とんだとばっちりだあ!!!」












とか思っていたとしても、
そんなことはおくびにも出さず、
理解ある彼氏を演じてほしいわけで、









男の人はどうなのかな?










「私の彼?う〜ん、本音を言えば、全然満足してないわよ・・・だって、ひ弱だし、すぐに弱音吐くし、細かいこと気にするし、それに、私よりも胃腸が弱いのよ・・・なんでかしら?お母さんが過保護に育てすぎたのかも?でも、ホラ、このへんで手を打っておかないと、私だってあんまり人のこと言えないし、とにかく、高望みはしないから、このまま二人で平穏無事な生活が送れればそれでいいのよ・・・セックス?う〜ん、それは、あるだけでありがたいっていうか、セックスに全然おぼれてない今の関係のほうが冷静でいられるからむしろいいんじゃないかって自分で自分を納得させてる・・・」










とか、
彼女に面と向かって言われたくないんじゃない・・・???










心のキレイな人の本音は、
聞いてもたぶん不快にはならないと思うんだけど、










私なんか、
自分で自分の本音に嫌気がさすくらいだから、
ゼッタイに公開禁止・・・









・・・ということで、本日の結論 :








恋愛関係を維持させるには、どんなに仲良くなっても本音と建て前の使い分けが必要なんじゃないかと思うの・・・たぶん、男女間には踏み込んではいけない境界っていうのがあって、例えば、親の実家に彼氏といっしょに泊まりに行って、うっかりエッチしたくなった時って、声がもれないようにするでしょ?それは、親の前ではセックスしない、もしもしてもなかったことにするっていうのが親子間の暗黙の了解だからで、同じように、恋愛関係にある男女間にも、これだけは守るべきっていう一定のモノがあるんじゃないかな?たぶん、それを知ってしまうと百年の恋も冷めるような何かが・・・そういうこともすべてオーブンにするのは、こいつはゼッタイ離れていかないっていう確信が持てるときまでおあずけするべきなのかも・・・???









Victoriaでした。