熱帯魚に学ぶ恋愛術

こんにちは。Victoriaです。

ベタという熱帯魚がいて、
これなんだけど、

ウィキペディア様より拝借)





すっごくカラフル。
なんでも、
結構闘争心の強い魚らしく、
タイでは二匹のベタを闘わせる「闘魚」として鑑賞されるらしい。







で、
この魚を飼って観察なさっている方がいて、









太賀麻郎さま。









一匹のオスの水槽に、
二匹のメスを投入したところ、







大変な恋愛ゲームが繰り広げられたそうで、
その詳細が書かれたブログは食い入るように読んでしまったんだけれども→太賀麻郎のブログ ベタな3P









ベタって、
オスが子育てするらしく、








太賀麻郎さまのベタも、
オスはせっせと巣作り、
その合間にちょっかいかけてくる淫乱なメスと交尾、
交尾で卵が生まれればすぐさま巣作り、
という、
大変に忙しいスケジュールをこなしていて、










しかも、
メスは、
自分が生んだ卵なのに、
生まれるそばからパクパク食べちゃうらしく、
それを阻止するのもオスの役目なので、
ホント、
オスは身を削って子孫の繁栄のために働いてるって感じらしい。








それでね・・・








太賀麻郎さまのベタは、
一匹のメスが大変に淫乱で、
いやがるオスを追い詰めてでも交尾をせがんでいたらしく、
また、交尾を重ねるにしたがって、
エクスタシーのレベルも上がっていき、
感じたメスは死んだようになってしばらく水中を漂い、
その間も、
オスはせっせと巣作り。









そうこうするうちに、
最初は交尾に参加してなかったもう一匹のメスも、
大胆にもオスにせがむようになっていき、
狭い水槽の中で、







3P










が繰り広げられたらしく、










その様子を刻一刻とブログで読みながら、
これは私もベタを飼わなければ、と思うに至ったんだけど、










しばらくして、
オスとやりまくっていた淫乱なメスは、
死んでしまったそうです。









しかも、
卵でパンパンにふくらんだお腹にぽっかりと穴があき、
明らかに過労で壮絶な死を遂げた。








一方のおとなしい方のメスは、
淫乱なメスが生きてたころは控えめにして、
様子をうかがってたらしいんだけど、








晴れてオスを独り占めできる身分となり、
繁殖活動続行。








しかも、
淫乱メスのように産卵しまくったわけではないので、
お腹もボテボテじゃなくスリムで、
ナイスボディを保ったまま。








きっと、そのうち、
こちらのメスの子孫が、
水槽中をスーイスイと泳ぐようになるんだと思うけど、









このベタのメスには、
学ぶ点が多すぎ、
弟子入りしたいくらいだ・・・









まず、
学ぶ点の第一は、








セックスに溺れず、自分の欲望をコントロールしていた点。









やっぱり、
性欲というのは全開にするべきものではなく、
常に腹八分目を心がけるものなのでありましょうか、









徹底的にしぼりきっちゃうと、
きっと精力がつきて、
寿命も尽きちゃうんだろうね、









繁殖活動半ばで死を遂げた淫乱メスが、
それを強く物語っていると思うんだけど、









おとなしい方のメスは、
それをわかっていたのか、
セックスはするけどもめちゃくちゃやりまくったりはしない。









・・・ということで、本日の結論 :









ナイスボディを保ちつつ色気を出すには、
セックスは腹八分目にね・・・








ベタに学ぶべき点の2番目は、








恋のさやあてでは、
積極的に仕掛けていかない方が最終的にうまくいく。










三角関係になった時、
最初、ラブラブになったカップルが結構あっけなく破局して、
二番手だった相手と長続きしたりっていうのは、
人間の世界でもよくあるけど、








あれは、
たぶん、
相手としては別にどっちでもよかったんだと思うのね、









ただ、
恋愛ってのは誰が相手であっても最初はうまくいかないもので、
一度失敗して学習するという経験は、
その後の恋愛で直面する危機にうまく対応する能力を人に授けるらしく、









早い話が、
女ってのはこういう時には怒るものなんだな、とか、
男ってのは、
下手にプライド傷つけると二度と戻って来ないものなのだ、とか、
そういったことを、
一人目の恋人との経験でしっかり学ぶと、
二人目の時には、
ちょっとやそっとでは壊れない。










やっぱり、
愛情の多寡と、
恋愛のテクニックというのは別物で、
たとえ、
相性的に同じくらい合う相手であっても、
最初から恋のかけひきみたいなものに慣れてる場合と、
何もかも一から手探りで始める場合では、
うまくいく確率が全然違うんだろう、








三角関係になって、
いったんは撤退したはずの女子が、
ラブラブカップルが破局するのを待っていたかのようにさくっと彼女の座にすべりこみ、
まんまと結婚にこぎつける例をいっぱい見てきましたが、
やっぱり、
男には一度、恋愛で痛い思いをしてもらったほうがいいっていうか、
誰か他の女に、
ある程度、
恋愛のイロハみたいなのの教育係をしてもらって、
できあがったところを横取りするってのは、
恋の上級コースのテクだなと、
感心すること大。







・・・ということで、本日の結論 :








ねらった獲物はじっくり待ってからモノにせよ!








この女の鏡のようなベタの恋愛の行方に、
引き続き注目していきたいと思います。









Victoriaでした。