横山秀夫 64

こんにちは。Victoriaです。

さて、
横山秀夫さまがひさびさに本をお出しになったというので、
早速読んでみました。

64(ロクヨン)

64(ロクヨン)

横山秀夫 「64」。







すごく横山秀夫さまらしい小説で、
やっぱり、
警察小説お書きになってる時が、
一番、横山秀夫さまらしいな、と。









横山秀夫さまの小説読むといつも思うんだけど、
これは、
やはり、
男の世界の話で、
女の出る幕はないな〜って。








組織の中での、
ガチンコのぶつかりあい、
上が下を押さえつけるっていうのはもちろんあるけど、
下が上を突き上げるっていうのももちろんあって、









人間の思惑を無視して、
組織が勝手に動いていったり、
それでも最後の着地点は、
人間の総意だったり、











女同士の人間関係は、
もっとシンプルっていうか、
女の人って、
ここまでプライドのために、
ガマンしたりしない気がする。









横山秀夫さまには、
もっともっと、
警察小説を書いていただきたいと思います。








Victoriaでした。