追い込み

こんにちは。Victoriaです。

センター試験まで、
あと44日、









という今日になって、
やっとセンター試験の倫理、政治・経済を勉強し始めた受験生がいるのだが、
大丈夫だろうか・・・???









もう後がないから、
スランプにおちいるゆとりもないし、
どーせ暗記科目なんだから、
直前にしたほうがムダがなくていいんじゃないの?









そう言ってハッパをかけるしかないのだが、








こういう、
学校の定期テスト並の勉強で、
天下のセンター試験にのぞむ強者は、
毎年いて、










さすがに、
英語や数学でそれはムリなんだけど、
現代社会とか倫理、政経あたりでは、
普通にみかける光景で、










地学や理科総合でも、
この手を使う受験生は多く、









それでホントに、
88点とか取ってしまうから、
あながちやめろとも言えない。









ほぼ3年がかりで、
二次試験対策まで万全でのぞんだ世界史や地理で、
60点しか取れなかったとがっくり肩を落としている受験生のとなりで、
たった3週間の勉強でキメたやつがガッツポーズ取ってたりすると、







行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結び手、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人と住みかと、またかくのごとし。









という方丈記の冒頭文が浮かんだりするんだけど(あまり脈絡はないが)、









こういう追い込みの勉強を成功させるコツは、









何も考えずにひたすら手を動かすこと。










わかる、わからないの問題じゃなくて、
とにかくこの問題集をやるというものを一冊決めたら、
最後までとことんやる。









一問一答集でもいいし、
いきなり過去問でもいい。









とにかく、一冊やり終えると、
それなりに、
その科目の全貌というのがおぼろげながらつかめるから、
そしたら間髪入れず、
二冊目突入。









間違った問題は、
解答読んで、
その場で納得したら、
二度とふりかえらない。









だって、
同じ問題が出る確率は低いんだし、
とにかく、
前へ、前へ・・・









そうやって勢いがついてくると、
政経イヤだとかいう感情にひたってるヒマがなくなり、
新品の問題集がだんだん汚れていく快感がわき起こってきて、
3冊目・・・








とかしてる間に、
あっという間に本番。










この方法の唯一の欠点は、
時間食うんで、
他の科目に割く時間がなくなることです・・・










・・・というようなことを、
とうとうと教室の前で述べているので、
毎年、12月の半ば過ぎになってから、









「社会の受験科目変えました!」
「今日から漢文の勉強始めます!」









みたいなムチャな宣言を堂々とするヤツが絶えない・・・









・・・ということで、本日の結論 :









試験は受けるまでどう転ぶかわからないのであきらめずにチャレンジしようというお話でした。
受験生諸君!
学校の先生が「こつこつやったものが勝つ」「高3の夏休みがヤマ」「高3の11月になって科目変更するなんて気が狂ってる」とか言ってもムシろうぜ!
ファイト!







Victoriaでした。





・・・




とか書いてたら、
差し入れが届いた。

焼き肉弁当。









よっしゃー!

これ食って、

もうひとがんばりするかな・・・