受験生の夕食 - Victoriaの日記

こんにちは。Victoriaです。

センター試験まであと４３日。

追い込まれた受験生たちは、
ここまで来ると、
いかに集中力を切らさず、
「休みたい、さぼりたい誘惑」に打ち勝つか、という戦いにあけくれているといっても過言ではなく、

集中力を高めてくれるグッズで、
身辺をかためようと躍起になっております。

中でも、
最強のグッズは、

脳はブドウ糖を欲するからね・・・

ということで、

そのものズバリ、
「ぶどう糖」とか、

「ぶどう糖チョコレート」とか、
ホント、
みんなどこで探して来るんだか、
いろんな食べ物があるのね・・・

だけど、
結局、
なぜ、ぶどう糖を欲するかといえば、
お腹がすくからで、

１２時頃、
学校でお弁当食べて、
そのまま夜１０時、１１時まで塾で飲まず食わずで勉強してたら、
能率も落ちるはず。

ということで、
家が近い生徒は、
夜７時頃、いったん帰って腹ごしらえして、
その後、もう一度塾に来る子もいるんだけど、

いったん家に帰って、
気持ちがお家モードになると、
切れた集中力をまた戻すのに、
ものすごくエネルギーがいるというので、

塾で夕食がわりにお弁当食べる生徒が、
このところ増えていて、

コンビニで好きなもの買ってくる子もいるけど、
それだと栄養が偏るし、
お金もかかるというので、
お母さんがわざわざ作って、
あたたかいお弁当を届けるお家もあり、

何を食べているのか、気になって（だって私は年中ひもじいもの・・・夜の７時に晩飯食ってみたいぜ・・・）、
こっそりのぞいてみると、

ちゃんとお味噌汁がついていたり、
フルーツやデザートのスイーツが別のタッパーに入れられていたりして、
う・ら・や・ま・し・い・・・

てゆーか、
プロの主婦の技を見て、
勉強になることばかり、

お弁当というのは、
ここまで考えて作るものなのね・・・

・・・

それで、
なぜ、
受験生のお弁当に興味を抱いたかというと、

「夕食の時間なので、家へ帰っていいですか」
「母がお弁当持って来たので、食べていいですか」

というようなことを堂々といって、
みずから休憩にはいり、
５分で早飯・・・とかじゃなく、
３０分かけてゆっくり味わいながら食べ、
お茶も飲んで、
おやつも食べてから、
再び勉強にもどる・・・
というような、

受験勉強は大事だけど、
大事だからこそ、
生活のリズムを崩さず、
栄養のある食事をゆっくりかんで食べることを、
当然のこととして行う

そんなゆとりある生活を実践している家族って、
なんか新しいよね・・・と思ったからで、

数年前までは、
どんなに帰りが遅くなっても、
夕食は塾が終わってから、
したがって、
お腹がすいたら、
塾へ行く前に、
コンビニでおやつ買って、
適当に空腹を満たす・・・っていうタイプの生徒が、
ほとんどだったと思う。

なんか、
ゆとりってこういうことを言うのかなって思って、
親子ともども、
健康を犠牲にしてまでもがつがつ勉強するっていうタイプが減ってきたのは、
いい傾向なんじゃないか、

私もあやかりたい・・・

Victoriaでした。