言葉の暴力 (5) 親が子どものやる気を奪う時

こんにちは。Victoriaです。

さて、
4月からいよいよ高3、
大学受験生になるからと、
やる気に充ち満ちていた女子が、
昨日までの元気がウソのように落ち込んでいて、




女子って、
落ち込むと機嫌が悪くなるから、
扱いにくくってしょうがないんだけれども、



聞くと、
自分なりにいろいろ考えてやっと決めた進路を、
親から頭ごなしに否定されたらしく、



いずれ、
立ち直るとは思うけど、
一体、
何日かかるんだか・・・




・・・

彼女のお父さんというのは、
思い込んだら決して譲らないガンコなところがあって、



彼女が、
地元の大学を選んだのがお気に召さないらしく、
早い話が、
なぜ、
もっと偏差値的に高いところを目指さないのか、ってことが、
騒動の発端らしい。



だけど、
彼女が自宅から通える地元大学を選んだのは、
家族のそばにいるためで、



いわば、
お父さんが原因、



それを、
頭ごなしに、
そんな大学行って、
何するつもりだー、
カネのムダづかいだからやめとけーとか、
言っちゃダメだよ〜〜〜



かわいそうに、
すっかりやる気をなくした彼女は、
家に帰りたくないからと、
学校、
塾、
図書館をふらふらはしごして、
その間、
やったことは、
スマホでネットくらいで、



大変だよなあ・・・



彼女にとっての受験は、



いかに勉強するかじゃなくて、



いかに、
親からの言葉の暴力にめげずに、
モチベーションを維持できるかということで、



それには、
参考書も模試もなく、
自分で自分の気持ちを強く持つことしか方法がない。



親子って、
ホント、
つらいよね・・・



そんなお父さんでも、
家族だからと、
やっぱり彼女は、
気を取り直して、
そばにいることを、
最終的には選ぶんだろうなあ・・・



そして、
そんな娘の気持ちが痛いほどわかるお母さんは、
また、いつものように、
泣くのだろう。



ごめんね、
でも、
お父さんには、
私しかいないからって・・・





Victoriaでした。