太賀麻郎に学ぶ、モテる男の条件

こんにちは。Victoriaです。

さて、
GQ JAPAN 2012年12月号に太賀麻郎さまのインタビュー記事が載っていることは、
先日ご紹介したんだけれども→太賀麻郎 セックスを語る GQ JAPAN 2012年12月号 - Victoriaの日記









そこに載っている、
太賀麻郎さまの写真が不評で、









写真というより、
全体のコーディネートが、
太賀麻郎さまご本人はじめ、
ナマの太賀麻郎さまをご存じの方々のお気に召さないらしく、









問題の写真はこれです。

すみません、太賀麻郎さま、
何度もアップしてしまって、
ただ、
この写真がないと、
話がすすまないものですから、
申し訳ないです。











私は、
ナマ太賀麻郎さまにお目にかかったことはありませんが、
やっぱり、
う〜ん、
これはどうだろ・・・と思いました。











素材がどーとか、
スタイルがどーとかっていう問題じゃなく、










太賀麻郎さまなら、
こういう着こなしはしないはず・・・











着こなしって、
こういうかっちりしたスーツとか、
制服とかを着た時にこそ、如実に出るもので、










だって、
プライベートで好きな服着てる時は、
好きなアイテム選んでる時点でもう十分満足しちゃってるから、
自分なりの味付けって、
あんまり必要ないし・・・












それで、
こういうきちんと系の着こなしのベースにあるのは、










高校の時、
制服をどーゆー風に着ていたか。






















太賀麻郎さまの、
高校時代のお写真とか拝見したわけではないので、
ホントのところはわからないんだけれども、











99.9%、
着崩していたはず・・・











太賀麻郎さまほどの方なら、
着崩すだけでなく、
改造もなさっていたのでは・・・???










だって、
お父様はその道の先駆者でいらっしゃるわけだし、
ご自身も芸術系に進学なさったくらいだから、











生活指導の先生の言うとおり、
シャツはきっちりズボンの中にいれて、
ベルトをちゃんとしめ、
シャツのボタンは一番上までかっちり留めて、
ズボンの裾はきちんと一重に折り曲げて・・・










そんな太賀麻郎さまは、
想像できません・・・











おそれながら、
私も太賀麻郎さまとほぼ同世代ですので、
どんなスタイルが流行っていたか、
だいたい想像はつくのですが、











女子の間では、
スカート丈はひきずるくらい長いのが当時のトレンドで、










私は、高校では寮の先輩の制服改造を一手に引き受けていて、









というのは、
手先が器用で裁縫が得意、
夜、受注すれば徹夜して朝までには仕上げますっていうのがモットーだったから、











一体何枚の制服のスカート丈を伸ばし、
エストを詰め、
セーラー服の丈を詰め、
ダーツを入れまくって細身に仕立て直したことか・・・










普段、着ていくのは改造版で、
明日は服装指導の日だぞ、となれば、
検査用のダサダサの制服を別に準備して、











そこまでする原動力となったのは、











お仕着せの制服をそのまんま着るなんて、
サイテーだっつーの!











ちなみに、
革のカバンも、
そのまんま使えば、
教科書でパンパンにふくらんでるわけだけど、
それも同じ理由で許せない行為だったので、
わざわざお風呂のお湯に一晩つけて縮め、
さらに、
たこ糸できつーくしばってぺしゃんこにした記憶が・・・









ホント、
おしゃれのためなら、
どんだけでも徹夜できるというのは、
十代の特権よね・・・











・・・


それで、
太賀麻郎さまの写真に戻るんだけど、










たしかに、
ああいう着こなしもひとつの手だとは思う。











だけど、
それは太賀麻郎さまにとっては全く必要のないことで、











なぜかというと、











太賀麻郎さまは、











ブランドの力を借りなくても、
十分ダンディだから。












もっと言うと、











女にモテようとか、
思う必要もないし、
事実、
そんなこと、
考えたこともないだろうと思う。











別に、
ブランド物をけなしているわけじゃないんです。










ブランドっていうのは、
それを作ったデザイナーの感性で、ひとつの雰囲気にまとめられてるものだから、
どういうコーディネートがいいか、
いまいち不安なおしゃれ初心者とか、










あるいは、
いちいちあれこれ考える手間を省いて、
手っ取り早く、
ある一定の水準に達したい、おしゃれ苦手な人とかには、
強力な助っ人になるわけだけど、










でも、
それだと、
どんなにがんばっても、
そのブランドを作ったデザイナーを超えることはできない。











結局、
服装というのは、
それを着ている人の内面を隠すことはできないわけで、
うまくはまれば着る人の雰囲気を最大限に引き出してくれる打ち出の小槌としての威力を発揮するものの、












着る人の個性が服装に勝ってしまった場合は、
悲惨な結果になって、
要するに、










似合ってない・・・











そうなのよ、
この写真の中の太賀麻郎さまは、
完全にブランドを食ってしまっていて、
輝くばかりのオーラが、
完全に覆い隠され、
魅力が10分の1になってしまっている。











・・・ということで、本日の結論 :








てゆーか、素になればなるほど威力を発揮する太賀麻郎さまを、まるで鎧で固めるかのように何重にも布を巻き付けるっていう時点で何か違うって思わなかったのかしらね?やっぱり、女にモテるという目標を達成するための小道具として服装を選ぶっていうのは、それはそれで一理あるんだけど、それを太賀麻郎さまで実践したら逆効果だろ・・・太賀麻郎さまはマネキンじゃないっつーの!









ということで、太賀麻郎さまに学ぶ、女にモテる極意 : 女にモテようとしないこと。










Victoriaでした。