東京ノアール (3) カワサキ400ccにけつ

こんにちは。Victoriaです。

東京ノアール 消えた男優 太賀麻郎の告白

東京ノアール 消えた男優 太賀麻郎の告白


さて、前回(東京ノアール (2) 太賀麻郎 ワーカホリック説 - Victoriaの日記)、
ヤバイ筋とトラブった太賀麻郎さまが、
バスケットボール1個を持ってバリへトンだという話をしたんだけど、



早速、太賀麻郎さまより、メッセージいただきました。



以下、太賀麻郎さまのコメント引用。



バスケット部だったんだあ、俺♪

ユニフォームタンクトップだから常夏の島にはこれしかない!って極限状態だったのに思っちゃったんだよねえ(^^ゞ


確かバリから帰る数日前にフミコかボギーのどっちかにあげたんだったと思う。

記念になにかくれってみんなに言われて、ほとんど身ぐるみ剥がされた感じで帰りはほとんど荷物なくなって手ブラ・・・手でブラジャーじゃないよ、で帰国しました(^^)




なるほど・・・
太賀麻郎さまは、バスケ部だったのね・・・
そういえば、背が高いし、
ダンクシュートとか軽々〜かも???





それでね・・・
バスケ部だったと聞いて、
まっさきに頭に浮かんだのが、この男。






桜木花道




彼は、50人の女性にふられたって設定だから、
太賀麻郎さまとはタイプが全然違うかもしれないけど、
同じニオイがするよね〜って思って。




私は井上雄彦さまとは同年代なので、
ほぼ同じ時期に高校生活を送ってるせいか、
SLAM DUNKに出てくる高校生の生態が、
ほぼ自分のとかぶるせいで、
やたら細かいディテールに目がいっちゃうんだけど、



例えば、ぺちゃんこの学生カバンとか・・・



一晩お風呂の湯につけておくと、
革がいい具合に縮むからって先輩に教わって、
早速試した記憶が・・・




桜木花道ってめちゃくちゃな男でしょ?



常識とかほぼ一切通用しない男なんだけど、
そのくせ、
自分なりの「筋」っていうのはあって、
それをきっちり通そうとするところが憎めないところなんだけど、





「東京ノアール」の中で、
男優やめてすぐのころ、
太賀麻郎さまがキリトリやってるシーンが出てくるんだけど、
東京ノアール (1)キリトリ - Victoriaの日記
借金返さないヤツのところへ日参する太賀麻郎さまが、
のらりくらりと逃げ回ってるやつらに向かって、





どいつもこいつも筋を通さない





って言うところがあって、





そうよね、





筋を通す




ってすごく大事。





たぶん、人間として、
最も大事なことなんじゃないかって、
高校生のころから思ってた。






私は、家から通える普通課の高校に合格したにもかかわらず、
あまりにも親との折り合いが悪く、
全寮制の高校に入れたいという家庭の事情で、
見たことも聞いたこともない遠くの高校を二次募集で受験させられて、
そのまんま寮に入れられちゃったんだけど、




その高校が、
実はものすごい不良のたまり場で、
毎日昼休みには職員室に爆竹が投げ込まれるからって、
職員室のドアにはカギがかけられ、
生徒が一切入れないようになってて、




廊下をダボダボのズボンにそり込みいれたヤツが闊歩してて、
放課後には女を迎えに来たヤンキーの車が正門前にずらっと並ぶっていう、
すごい環境だったんだけど、
一番すごかったのが、





先生。






ヤクザっぽい先生っていうのは、
どんな学校にもいるけど、
正真正銘ホンモノとしか思えない迫力のある先生が進路指導課にいて、
補導された生徒の引き取りを一手に引き受けていたり、
本職はお坊さんの先生が、
生徒のいるところで堂々と、





「いやあ、今週は葬式が一個もねぇから、
商売あがったりだわ〜」




なんてほざいていたり・・・





あれ以来、Victoriaは、
宗教教育ってものが一切信用できない・・・





一年生のころは、
ちょっと先輩と目があったからって、
何度もヤキ入れられ、
冷たい板間に正座3時間とかザラ・・・





はっきりいって、
その後の人生で、
Victoriaが世の中なめてかかるようになったのは、
高校生活で鍛えられまくったせいです・・・





そんな高校だから、
いい生徒の定義が、




「警察のお世話にならない生徒」。




おかげさまで、
夜中にチャリ乗ってるところを何回か職質受けたくらいで、
無傷でめでたく卒業できたVictoriaは、
超優等生・・・






それでね・・・
学校の決まりでは、
警察沙汰になったら問答無用で退学処分だったんだけど、
ある時、一人の女の子が、
警察のお世話にはなってないのに退学食らったことがあって、





ラブホテルに入るところを、
先生に見られた・・・





相手は40代のオッサンで、
不倫なんて高級なものじゃなく、
単なる援助交際だったんだけど、




それ聞いた時、
私なんかは、結構素直に、
バレちゃったんなら、仕方ないよね〜って思ったんだけど、
ひとり、先生に激怒してる子がいて、






ラブホに入るところを見てたんだったら、
チクるんじゃなくて、
止めるのがセンコーの仕事だろぉーーー!!!





ホント、
それ聞いて目からウロコだったわ。





筋を通す




ってことがどういうことなのか、
その時はじめてわかった。





その先生も、
後ろめたかったんだろうね、











センコーよ、
あん時は筋の通らねぇこと、かましてくれたやんけ!
お礼参りさせてもらおか〜〜〜





っていう不良の襲撃に合うのが怖くて、
卒業式欠席してやがった〜〜〜




・・・



それで、
ずいぶん話が飛んだんだけど、
何が言いたいかっていうと、





人間、筋を通すのが大事





っていうのは、
中学、高校のころに、
不良やった人間にしかわからないんじゃないかってことで、





太賀麻郎さまも、
高校生のころは暴走族の抗争に巻き込まれたりなんかしてて、






前歯、折られませんでしたか???





ちなみにVictoriaの高校の時の一人目のカレしは、
前歯、ソッコーで差し歯でした・・・




・・・


バリで、
太賀麻郎さまは、




カワサキ400ccをアシにしてて、
しょっちゅう、いろんな人と、




カワサキ400ccにけつ




をしてるんだけど、





Victoriaも学校帰りは、いつも、




カレしのチャリにけつ。





さすがに制服でバイクは即パクられるから、
バイクにけつは日曜日のみね・・・





にけつってよいよね・・・
カレしに後ろからしっかりしがみついてると、
これ以上ないってほど、密着度が高まるでしょ?





今考えると、
あれっていい練習になったと思う・・・(何の?てそれはもちろん・・・)




あれ以来、
バイクの後ろに女を乗せられない男って、
信用できない・・・




一心同体っていったら、
あれ以上のものってこの世にないんじゃないかっていう・・・






・・・ということで、本日の結論 :




女とバイクにけつできない男は信用できない。





Victoriaでした。


・・・

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