続 自殺する子どもたち 

こんにちは。Victoriaです。

さて、
少し前に「自殺する子どもたち」という記事を書いたんだけど→自殺する子どもたち - Victoriaの日記
その少し前には「校長の自殺」もあって→校長の自殺と不登校 - Victoriaの日記








同じ学校の同じ学年から二人続けて自殺者が出たということに、
衝撃を受けたんだけど、








実は、
やはり同じ学校の同じ学年で、
あと二人、自殺者が出ていたということを聞いて、
さらにショックを受けた。










別に、
後追いとかそういうことではなく、









ひとりひとり、
別の問題を抱えていたらしいんだけど、









学校が開催する保護者会などで、
進路指導の先生たちが、
進学実績をグラフで示しながら親にハッパをかける様子を聞いていると、
時々、そこまで言うのかと頭がくらくらする。










例えば、
ベタなのが、
東大、京大以下、いわゆる旧帝大クラスの大学以外は、
全部「ゴミ」だとか、









決して悪気があって言っているわけではないのだけれど、









学校というのはいろんな子どもが集まって来るところなのだし、
保護者の大半は、
進路の先生に「ゴミ」呼ばわりされた大学の出身者なわけで、









特定の価値観以外を認めないような発言を、
日頃から垂れ流しているような学校で、
生徒と先生の信頼関係なんて、
築けるわけがないのに、










不思議と、
誰にとがめられることもなく、
みんなし〜んとして先生の言うことを聞いていて、









そんなの話半分で聞いておいて、
自分の進路は好きに選んだらいいんだよ、と思うんだけど、










学校の先生の発言って、
先生たちが考えている以上に大きくて、










そのことでがんじがらめにされてしまって、
自分を追い込んでしまう子どもがまだまだ多い。










生徒間のいじめに関しては、
学校はすごくナーバスになってるけど、
先生の言葉の暴力も、
笑って見過ごすことのできないレベルのものも結構あるんじゃないか、











その原因として、
相手が子どもだから油断して、
無防備に思ったことをついつい言ってしまうっていうのがあるんじゃないか、











例えば、
あんな大学ゴミだぞ、
行ったって、何の役にもたたないぞ、なんてさんざん言ってる同じ言葉を、
その大学出身の親の前で言えるかって言ったら、
たぶん、少しは言葉を選ぶはずで、










単なる進路指導のテクニックなのかもしれないけれど、
何もわざわざそんな暴力的な言葉を選ばなくても・・・って思う。











ちょっと周囲を見回してみれば、
ええ加減な大人であふれかえっているものなんだけど、










学校の存在が大きすぎて、
そういう変な大人は目に入らないんだろう、










悲しいよね・・・











とにかく、
勉強のことで悩んで死ぬなと言いたい。












Victoriaでした。

橘玲「臆病者のための裁判入門」 (3) 事件に対する裁判所の判断が知りたい

こんにちは。Victoriaです。

さて、
橘玲「臆病者のための裁判入門」を読んでいると、

臆病者のための裁判入門 (文春新書)

臆病者のための裁判入門 (文春新書)








判決文というのは最初に結論があって、
それに合わせてつじつまを合わせていくもの









というのが、
よくわかるんだけれども、









損保の担当者がトムをだましたかどうかという信義の問題は、
最終的には担当者とトムの間のやりとりを再現するしかなく、
会話の録音記録等がない状態では、
結局、当事者の言い分をもとに判断するしかないわけだけど、









そうすると、
細かい点では、
双方の言い分に食い違いがあったり、
記憶にあいまいな点があったりする。











そこのところを、
どのように解釈するかが裁判官の腕の見せ所なわけだけど、









今回の「ガイジン VS 損保」の戦いでは、








限りなく、
「損保の担当者がウソをついたかもしれないが、それは謝って済むレベル」
という結論にむかってすべてが構築されており、









そのために、
原告のトム側は、
もともとなんの争点にもなっていないような細かい部分で、
不利な事実認定をされ、
要するに、
徹底的に「揚げ足取り」をされたあげく、
裁判に負けている。








一度、
前例をつくってしまうと、
今後の企業活動に支障を来すからという、裁判所の「親心」なんだと思うけど、








お金の問題じゃなく、
こういうのって、
もう誰も信用できないって思ってしまうくらい、
一個人にとってはショックなことなんじゃないかと思う。











事実、
判決に納得できないトムさんは、
高裁に控訴するわけだけど、
そこでこの事件が、
「日本で暮らす外国人が、日本語の能力や保険の知識が十分でないために、
大手損保会社の担当者にウソをつかれた事件」
だと理解してくれる裁判官に出会い、
和解をすすめられた席で言ったことばが、










「お金の問題ではなく、
この事件に対する日本の裁判所の判断が知りたい」。
 









最終的に、
「担当者がウソをついたという判決文は書けない」
と判事に言われ、
和解に応じてこの事件は幕を閉じる。









判決で勝つことはできなかったけれども、
和解で実質勝訴にしたのだから、
それで矛をおさめるように、
そう、裁判所が示したということだ。










日本では民事訴訟の判決に効力が乏しく、
判決で負けても賠償金を払おうとしない被告がたくさんいるらしいんだけど、









こういう話を聞くと、










トラブルに巻き込まれた時、
自分の人生で、
何を一番大事と考えるか、という優先順位を間違うと、
その後の人生、
二度、苦しむということで、










トラブルに巻き込まれたことでも十分大変なのに、
その後、
不毛な裁判に巻き込まれたり、
あるいは、
泣き寝入りを余儀なくされ、
いつまでも憎しみの感情が抜けなかったり、
どっちも悩ましい・・・










あとがきで橘玲さまがお書きになっているんだけど、
長い裁判の過程で、
たくさんの法曹関係者に会ったけれど、
みんな公正かつ優秀だったとのこと。










そうなのよ・・・










いろいろ、
腹のたつことや悲しいことは多いんだけど、










特に、
相手がデカイ組織だと、
何もできないが故になおさら歯がゆいんだけど、











一人一人の担当者は、
ホントに真摯に受け止めてくれて、









親身になって助けてくれるのに、








全体として組織にはめこまれてしまうと、
とたんに、
そういう一人一人の人間がもってる、
人としての温かさとか善意とかが、










不思議と、
どっか行ってしまって、









ホントにそれでいいんですか?というような、
冷たい仕打ちをされてしまうことが多いのよ・・・










なぜなんだろう・・・???










Victoriaでした。



・・・

橘玲「臆病者のための裁判入門」
橘玲「臆病者のための裁判入門」 (1) ガイジン VS 損保 - Victoriaの日記
橘玲「臆病者のための裁判入門」 (2) なぜ損保の担当者は顧客にウソをつくのか - Victoriaの日記







なお、本書のさわりは、
著者の橘玲さまがブログで紹介なさっています→『臆病者のための裁判入門』事件の発端 えっ、ぜんぶウソだったの!? – 橘玲 公式BLOG

セックスの効用

こんにちは。Victoriaです。

さて、
このところ、
身辺に自殺の話が多く、
そのことばかり考えてしまっているんだけれども→続 自殺する子どもたち - Victoriaの日記









死ぬほど思いつめることって、
誰にでもあって、








一つ一つはちっちゃなことかもしれないんだけれども、
自分の感情をコントロールすることができなくなってしまって、









怒りに流されてしまったり、
あるいは、
その怒りを外にぶつけて軋轢をうみ、
それが原因で人間関係が壊れてしまって、
ひきこもってしまったり、








きっかけは外の世界にあるかもしれないけれども、
そこで、
自分自身を追い込んでしまうような反応をしてしまったのは、
まぎれもなく自分なわけで、









だから、
感情のコントロールができるというのは、
サバイバルのための必要条件なんだとつくづく感じるんだけれども、










自分のことを振り返ってみると、










怒りの感情をどのようにコントロールするか、
そのノウハウが自分なりに確立するまでに、










人生、
40年かかった気がしていて、









ある日、突然、
怒らない自分がいたわけじゃなくて、










徐々に徐々に、
そうなってきたんだけれども、










その時、
助けられたのが、












愛。











怒りまくってる時、
電話口で黙って話を聞いてくれた人の存在がなかったら、
怒りをそのまま相手にぶつけてしまって、
下手したら、
相手を肉体的に傷つけてしまっていたかもしれないし、









もう、
何もかもイヤだ、
こんな人生いらない!って荒れてる時に、
わかったわかったって言って、
肩を抱いてくれる人の存在がなかったら、
勢い余って、
どっかから飛び降りていたかもしれない。









冷静に考えてみると、
自分の怒りなんて、
99.9%、自分を棚にあげて怒ってるだけで、











私の中の黒い部分が相手に伝播して、
相手も同じくらい黒い反応を返してきているというのが本当で、
それに対して怒るっていうのは、
筋違いだって、内心わかってはいるんだけれども、











幸か不幸か、
高校時代にケンカやもめ事にあけくれていたおかげで、
実は私、ケンカにめっぽう強く、
本気出せば、
めった斬りにされた屍が累々と・・・











関係者のみなさま、
申し訳ありませんでした・・・











それで、
何が言いたいかというと、
恋愛が私にとって更正の場であったということで、











他の場面では、
力で押していって自分の思い通りにするって感じだったんだけど、












恋愛だけはそういうわけにはいかなかった。











相手のことを愛しく思うという、
非常にデリケートな感情の上になりたっているがゆえに、












理詰めで解決できる問題でもないし、
パンパンにふくらんだ怒りの感情をすべて恋愛感情に転換して、
それを体当たりで相手にぶつけた後の満足感がハンパないとか、
いろんなことを体で覚えるうちに、












黒い部分がたくさんある自分でもよいのだ、
大事なことは、
誰かを好きになれば、
そんなことを帳消しにするくらいのパワーを、
恋愛は与えてくれるのだ。










そういう結論に至りました。










・・・ということで、本日の結論 :









死にたくなった子どもたちに言いたい。
初体験するまでガマンしろ。
初体験してもなおかつ死にたくなったら、
オーガズム経験するまでガマンしろ。
そしたら「死」に対する考えが変わるから・・・







Victoriaでした。

はちみつリップグロス

こんにちは。Victoriaです。

さて、
ハチミツ好きを公言しているせいで、
ここんとこ、
手みやげにハチミツをいただく機会が急増中のVictoria・・・









今日は、
こちらをいただきました。

HACCI はちみつリップグロス









HACCI製品は、
洗顔せっけんやコンディショナーなどのコスメはじめ、
食べるハチミツも各種、愛用中なんだけれども→はちみつ洗顔石けん - Victoriaの日記
Victoriaの肌荒れ脱出プロジェクト (2) はちみつパック&はちみつシャンプー・コンディショナー - Victoriaの日記










リップはまだ使ったことがなかった。









他の製品と同じく、
ホントにたっぷりハチミツが配合されていることが、
使って見ると実感できるんだけど、









これだったら、
ホンモノのハチミツ塗ってもいいんじゃねー?









と思って、
実はやってみたことあるけど、










やっぱり、
ホンモノのハチミツ100%を直接くちびるに塗るのは、
健康上は問題ないけど、
ボテッとするし、
ただ単にお行儀悪くはちみつなめただけみたいになってしまって、
実用的ではなかったです(当然だ・・・)。







HACCI はちみつリップグロス 7g 2,940円。








HACCIのサイトはこちらです→http://hacci1912.com/products/beauty/lip.php









Victoriaでした。