政府の無駄づかいがなくならない訳をChikirinさんに教わる
今日、私が敬愛するChikirin様のブログ2010-03-16を拝見していて、気づいたことがありました。
Chikirin様によると、世界には「株式会社が動かしている世界」と「政府が動かしている世界」がある。
日本は、政府は「政府が動かしている」って思ってるけど、実際は「株式会社が動かしてる」国だと思うのね。夕張の破綻以来、地元の自治体なんかもいつつぶれてもおかしくないって言われてて、でもイマイチ危機感がない。
それはたぶん、みんな、「自治体がつぶれたって何とかなるだろう」ってたかをくくっているからだと思う。
だいたい、地方自治体がやっと貸借対照表らしきものを作り始めたのって、平成20年度からでしょ?自治体の所有する不動産の評価なんて今までまともになかったんだから。
民間企業は、一円にいたるまでそれはそれは厳しい基準にもとづいた会計処理がもとめられているのに、自治体はいまだに単式簿記。民間企業にとって税務調査は何があっても避けたいことだけど、自治体にとっては議会を通せば済む話で、あんなの茶番だもの。
つまり、誰も、政府や自治体に本気でお金の使い方を教えようとしてないってこと。
なんでだろう・・・ってず〜っと思ってたんだけど、今日、Chikirin様のブログを見て思った。
日本は、株式会社が動かしているからなんだって。
トヨタやJALが危ないってなるとみんなすごく真剣に困るけど、政府や自治体が危ないっていわれても「別に・・・」。株式会社こそが日本を支えているんだ、政府はじゃますんな、っていうみんなの本音が見事に現れていたのね。
勉強になりました。
(注:私は敬愛する方に対しては「〜様」あるいは「〜先生」で呼ばせていただいておりますので、Chikirin様と呼ばせていただきました。)