資格の大原 最終チェックテキスト

こんばんは。victoria007です。

今日、宅配のおじさんが「ちわーっす」と言って明るく届けてくれたのが、「最終チェックテキスト」。

おお、もう最終の教材が届いた!

おそるおそる開いて見ると・・・

おおっ、テキストが、なんと白黒の表紙ではないか!
いつもはピンクの表紙なのに、色がついていないところが、いかにも緊急出版って感じであせりの気持ちに拍車をかけます。

ちょっと開いてみましょう。

とびらのページに「簿記論科より最後に一言」という文章がのっています。

涙なくしては読めない名文です。

ちょっと引用してみましょう。

「・・・体育の日に自習室にこもり、ジングルベルの音に耳をふさぎ、除夜の鐘を聞きながら仕訳を切り、餅を食べながら勘定を書き、バレンタインデーは一人で電卓をたたき、ホワイトデーに確定申告をし、花見をしながら桜色のテキストを眺め、GWを自習室で過ごしてきたみなさん、まもなく税理士試験も目前に迫ってきました。・・・」

おおおっっっ、さすが簿記論科の先生方がお書きになる文章だけあって、リアリズムに満ちています。

関係ない人が読んだら、
「なんちゅう、社会性のないやっちゃ。これじゃもてねーだろ」
と言われそうな人間像が描かれていますが、いやいや、こういう人間が、日本の社会をしっかりと支えているからこそ、政治家のみなさんがあーだこーだと使い道について議論を繰り返し、時には政争の道具として使われる「税金」が、うまーく社会で回っていくのです。

なんと涙ぐましい努力。
気が遠くなるほど細かい作業を淡々とこなして、それでなおかつ、ちっちゃいミスがあったら「会計担当者のミスで・・・」って言って、罪を全部押しつけられる役回り。それを文句も言わず、毎年毎年淡々とこなしている人たちが、日本にはたくさんいるのよ・・・

税理士講座の生徒としては大変出来がわるい私ではありますが、この勉強を始めて、この世界が、信じられないくらいまじめで誠実で我慢強い人々によって支えられていると言うことを知りました。

人生をなめてかかっている人間の多い、今、私がいる業界(どことはいいません。バッシングされたくないからね〜。うふふ)とは大違い。

で、「最終テキスト」ですが、試験当日までのタイムテーブルがびっしりと載っていて、毎日の予定表までついて(午前・午後・夜の三部制に分けられているのよ!)まるで受験生みたい・・・

いや、受験生なんだけれども、ホントにすごいテキストなのよ。

さあ、ここでvictoria007、現実に戻ってみましょう。

すぐに「最終テキスト」に入れるかどうか検証してみます。

1 まず机の上が片付かないので、目指すテキストがすぐには見つからない。
 (会計の世界で生きていく人間としての最低限の資質がないことが判明)
2 今日、やっと応用完成テキストの個別問題の復習が終わったところ。
 (どう考えても間に合わないんじゃねー?)
3 いまだに、本番形式の模擬試験を解いたことがない。
 (だってそこまで到達しないんだもの。日曜日に教室通学すると疲れちゃうし・・・)
4 総合問題を一気に解く体力がない。
 (2時間は長いって。途中でお茶を飲んでしまうの・・・ダメな子・・・)
5 そういえば、「総まとめ問題集」があったなあ・・・
 (いっけねー。まだやってないわ。明日っからやろーっと)

ああ、時間がない!
時間があっても根気がない!
根気があっても計算力がない!

victoria007でした。

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