資格の大原 税理士講座 第一回プレ模擬試験 簿記論 続き
こんばんは。victoria007です。
昨日の資格の大原 税理士講座 第一回プレ模擬試験 簿記論 - Victoriaの日記の続きです。
昨日は第1問しか解き直しできなかったので、今日は第2問をやりました。
- <第2問>精算表
1 商品売買
ポイント:仕入割引は仕入の控除項目ではなく、当期の費用として計上する。
ハイ、当期仕入高を間違えましたので、あとは芋づる式に・・・
2 固定資産
ポイント:固定資産売却に要した費用は固定資産売却損勘定に計上する。
そうだったわね・・・
最近、そういう問題見てないから忘れてたわ。
3 社債
出ました、抽せん償還!
利息法は、償却原価法と同じ処理をすればよい。
というのはいいとして、社債償還の仕訳を忘れちゃいかんだろうが。
4 新株予約権
絶大なる自信を持って答えを書いたのに!
何で違う!
ハイ、原因がわかりました。
まず、資料をよく読んでみましょう。
「・・・前期にはじめて30%の権利行使が行われ、当期9月30日に残り部分のうち40%が権利行使され・・・」
「残り部分のうち」というところがミソでした。
どうりで、払い込み金額と合わないと思ったわ・・・
あ〜あ、世の中、甘くないわね。
誰が読んでも(たとえ相手が子どもでも)誤解のない文章を書くようにって、今までの人生で心がけてきたのに、その人生訓を覆すような、まぎらわしい文章ばっかり浴びて、victoria007は頭が痛いです。
簿記論の常識は世間の常識にあらず。
ということで、とても易しいと言われた第2問、撃沈いたしました。
- <第3問>
1 当座勘定照合表
当座預金については、日商簿記2級の時に特訓した甲斐があり、得点源にしている・・・
はずだったのに、いっぱい間違えた。
まず、残高がストレートに書いてなかったので、それを求めるところから入るべきであった。
先生の美しい解説を聞いて、目からウロコでした。
経理担当の人って、そうやって数字合わせているのね。
ちゃんとすべて仕訳を書いて、T勘定も書こうね。
次出たら、絶対取ってやるぜ。
2 受取手形
あんなに特訓したのに、なぜ間違えた?
原因は「得意先振出の約束手形を返却した」っていうヤツの仕訳を間違った。
消した売掛金を戻すのね・・・
もう、みんな取引は現金にしようよ。
3 値引き
超簡単な問題。
何でこれとばしたんだ?
4 商品
これも超簡単。かけ算だけで期末棚卸商品が出るのに・・・何でやってない?
5 投資有価証券
これも自信があったので、慎重にやりました。
それなのに、なぜ合わない?
答え:非上場株式は時価評価しない!
そうだったわね・・・
株なんて見たこともないから実感わかなくて・・・
6 貸倒引当金
これも、ベタな論点のはず・・・
資料を見てみましょう。
「一般債権の繰入率は、期末の債権残高から実質的に債権とみられないもの(270,000円)を差し引いた金額の1%相当額」
確かに読んだんだけど「???」ピンとこなくって、無視ったら、間違えた。
「売掛金と受取手形の合計額から270,000を引いて」
ってずばっと言ってくれればそうしたのに・・・
7 破産更生債権
ポイント:第三者振出の裏書手形は破産更生債権にならない。
そうよね・・・
最初に振り出した人のところまで、手形はさかのぼっていくものね・・・
ポイント:更生債権のうち切り捨てられる金額=貸倒
あんまり、なじみのない用語を使わないでほしいわ。
貸倒たって言ってくれれば、即座に仕訳切ったのに・・・
8 リース
ポイント:リース料総額の現在価値と見積現金購入価額の低い方を取得価額にする
これは痛かった。
現在価値の計算はあってたのになあ。
「リースは大事だからよくよく見直しておいてください」
って先生がくどいくらい言っていた。
わかってます。
これから毎日やるから。
9 税効果
繰延税金資産を短期と長期に分けることもあるって、覚えておこうね。
それから、相手科目は「法人税等調整額」だから、こっちの計上も忘れないようにね。
以上でした。
こうやってやり直してみると、結構良心的なテストだったと言えるのではないでしょうか。
あと、総合問題って、思わぬところでつながってることもありますが、8割くらいは、それぞれ独立した問題だから、わかるところから埋めていってOKなのね。
いっぱい問題にあたって、意地悪な資料なんかも一通り経験してしまえば、ミスは減ると思われます。
問題は、どこまで気力が続くかってことね。
あんまりまじめに取り組まずに、ほかの勉強の合間なんかに簿記の計算をいれる、くらいの距離感でやらないと、ノイローゼになってしまうかも。
しかし、こんだけコンピュータが発達した世の中で、こんだけ電卓たたかせるって、国家試験は強いわね。
victoria007でした。
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