受験レポート 資格の大原 名古屋校 解答解説会編
こんばんは。victoria007です。
行って参りました。
資格の大原が、簿記論試験日にあおなみ線の車内中吊り広告を買い占めてまで宣伝していた「解答解説会」でございます。
今朝、行きの電車の中で、ちょっとしたハプニングが・・・
土曜なのに、夏休み中だからか、微妙に混んでいて、空いてる席が一個しかなかったのね。
隣に座っていたのは若い女性だったので、ためらうことなく、
「あの、おとなりよろしいですか」
と声をかけたvictoria007。
イヤホンしてて聞こえないのか反応がないので、再度
「あの、おとなりよろしいですか」
やっぱり無反応。
そこでさらに身体を折り曲げて、三度目の正直で
「あの、おとなりよろしいですか」
と言ったら、思いっきりガンとばされちゃって。
座るときに微妙にしか荷物をどけてくれなかったもんだから、ちょっとさわっちゃったのね。
そしたら、まるで汚いものにさわったかのように、いきなりカバンや身体をパンパンと払いだしたのよ。
朝から、思いっきり機嫌の悪い女性にあたってしまって、びっくり。
女は、何はなくとも愛想よくしてないとダメだって身体で学んだわ。
さて、通いなれた資格の大原、名古屋校に着きました。
ところが、いつもの校舎には、制服姿の高校生たちが吸い込まれていきます。
うん?
あいつらは税理士試験受験組じゃないだろう・・・?
あら、日付間違っちゃったかしらね?
「資格の大原」の社員証をクビからぶら下げて、この暑いのにスーツをしっかり着込んだお兄さんがいるので、聞いてみましょう。
「すみません。解答解説会はどこですか?」
「ああ、それは三号館です。ちょっと離れているんでご案内します」
汗だくになりながら、案内してくれました。
「この暑いのにスーツで大変ですね。今日は何かあるんですか?」
「いやあ、今日はオープンキャンパスなんですよ」
「ああ、それで高校生が来てるわけね」
「そうなんです。試験、手応えはどうでしたか?」
「微妙なんで、来たんです」
などとおしゃべりしていたら、着きました。
入り口のところで「アンケート用紙」が配られており、
「自己採点の結果を記入してください」
とのことでした。
どうせ、そんなことだろうと思っていたので、昨夜のうちに自己採点を済ませてあったので、それをささっと写して・・・
さあ、解答解説会の始まりです。
<第60回 税理士試験 簿記論 資格の大原の見解>
先生によると、
「今回の試験は、われわれからしますと、はっきり申し上げて決して解きにくくはない問題でした。○項目が多く、△の項目であってもとれないことはないと言えます。ただ、限られた時間内で、受験生のみなさんがどれだけ冷静に判断してとりにいったかが読めませんので、合格ラインの読みに20点の幅を持たせてあります。」
とのことでした。
ふむふむ。
「ポイントは第一問でしょう。本支店会計で、複数支店ということで気持ちが折れてしまって捨ててしまった受験生の方も決して少なくないと思われます。しかし、解答箇所をみてみますと、決して難しくはなく、16点は軽くとれてしまう。ですから、受験生のみなさんの出来によって、合格点は変わってくると思われます。」
うん、私も昨日解き直してみてそう思った。
原価率とか、10秒で出る問題だったし・・・
そこで10点とれなかったのは、ほんとに痛い・・・
「第二問に関しては、とれる箇所、とれない箇所がはっきりしていますので、とれるところで確実に拾えたかどうかです。資産除去債務に関して、第3年度の仕訳が問われていましたが、はっきりいってこれは私も知らない論点でしたので、解けなくて全然構いません」
う〜ん、それを必死で取りに行ってたわけね・・・
「第三問に関しては、非常に解きにくい問題でした。資料があちこちに飛んでいましたので。ただ、落ち着いてやれば、解けない問題ではなかったので、どこから手をつけるかの判断が結構ポイントになったと思われます。例えば、前受金の1,000,000円ですね。ここなんか、写すだけですから、ぜひ気づいてほしかった箇所です」
まさに、その通り。
資産除去債務の「先生も知らなかった論点」については、板書までして教えてくれました。
もう、覚えましたとも。
それで、帰ってから、×項目ではありましたが、第三問のはさみこみ資料を、すみからすみまで目を通して、仕訳をきって(各自推定)の箇所を埋めてみました。
ほんとに全部転記するだけだった・・・
でも、これやってたらとても1時間で全部目を通すことはできなかったと思う・・・
難しいと思って捨ててしまった退職給付引当金も、実はダミーの資料に惑わされただけで、全然難しくないことがわかったし・・・
う〜ん。
やっぱり、簿記論の試験に通るためには、愚直に基礎力完成テキストやってるだけでは養えない力が必要だ・・・
それは何だろう・・・
必死に考えるvictoria007。
(続く・・・)
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