受験レポート 試験対策 心理学的アプローチ編

こんばんは。victoria007です。

さて、解答解説会に行って、簿記論の試験対策には、愚直な問題演習以上の何かが不可欠であることを悟ったvictoria007。

それは何か、考えてみました。

そこで思いついたのが、試験を作った人の思考回路を復元してみるということ。
これをvictoria007は「心理学的アプローチ」と呼んでおります。

これはおもにセンター試験の国語、現代文の評論文対策として毎年生徒達に伝授しているものであります。

「先生、選択肢のどれも違うと思う・・・答え、ないし・・・」

「あのね、センター試験は自分の考えなんかどうでもいいのよ。もっというと筆者の考えも二の次。大事なのは問題作った人の気持ちになってみること。問題作った人ってどんな人か考えてごらん」

「・・・」

ここでたいていの高校生は思考が止まるので、victoria007が「国語の問題を作っている人はこういう人だ」というイメージを伝授。

センター試験 国語 現代文評論を作っているのはこんな人だ!>

1 たぶん、男性。
2 そんなに、若くはない。
3 恋愛経験は、少ない。あるいは、皆無。あるいは、本人的には後生大事にしている大恋愛の過去があるけど、それって女のほうから言わせてもらえば、恋愛ってよぶようなたいそうなものじゃございませんのよ、悪いけど・・・
4 人生経験は、それは、みなさん、長く生きていればいろいろおありでしょうけど、広い意味で言えば、かなり予定調和的な世界にお住みになってる期間が長いと察せられる・・・
5 いっしょに晩飯を食べたいタイプかと言われれば、お金を積まれてもイヤ!みたいな・・・

ハイ。
とても公の場では口にすることはできない誹謗中傷でございますが、victoria007のねらいは、評論文だというだけでびびって気持ちで負けてしまっている生徒たちを鼓舞することにありまして、決して試験作成者の先生方の努力にけちをつけるなどというだいそれたことはこれっぽっちも・・・

それでね、こういう「試験作成者像」を描くと何がわかってくるかというと、結構斬新なモノの見方を大胆な言葉を使ってきっぱり断言するようなタイプの人たちは、センター試験の国語の問題作成をしたりなんかしないっていうことなんです。

ですから、選択肢の中で、わりと、すっきり、本文の内容をまとめて言い切っている文があったら、それはダミーだってことです。

<人と人とのコミュニケーションに言葉は欠かせないのだが、最近では言葉の定義が人によってばらばらであり、かつ、解釈が受け手の側に委ねられる部分も大きくなってきているが、それゆえに、コミュニケーションの重要性が以前にも増して叫ばれている>

みたいな、
「おまえ、何ぬかしとんねん。はっきり言わんとわからんやろが、このボケ!」
とつっこみをいれたくなるような煮え切らない選択肢が正解。

いや、ホントなんだってこれが・・・
victoria007の、マジで当たる、現代文評論対策、でした。

うん?
何の話だ?

簿記論だったわね。

ということで、話をもとに戻すと、そういうふうに難攻不落と言われるセンター試験の評論文対策にしても、試験作成者の思考回路を復元することができると、「正解を見極めるポイント」というのが浮かび上がってくるように、簿記論でもそれが有効に使えるのではないかと思ったわけです。

思ったわけですが、余計なことをほざいていたら、自分が何を考えていたのかすっかり忘れた。

なので、明日、試験委員の先生方の思考回路を復元すべく、もう一度、本試験を解き直し(一体何回解き直せば気が済むんだ、victoria007。おそらく、一番しつこく解き直している受験生なんじゃ・・・)、何かひらめきましたら、「心理学的アプローチ」について改めてレポートしたいと思います。

<victoria007が考える、税理士試験 簿記論 試験委員はこんな人だ!>
1 たぶん男性。
2 そんなに若くない?
・・・ここまではセンター試験と同じ、だと思うんだけど・・・

あんまり、経済とか経営とかの先生していらっしゃる方を存じ上げないもので、ちょっと行き詰まっておりますが・・・

victoria007でした。
にほんブログ村 資格ブログ 会計系資格へ
にほんブログ村