リサとガスパール&ペネロペ展

こんばんは。victoria007です。

JR名古屋タカシマヤへ行ったら、「リサとガスパール&ペネロペ展」というのをやっていました。

つぶらな瞳の愛らしい動物キャラに弱いvictoria007、早速入場。

感想 : 夏休み中の日曜日の午後3時に行くところではなかった。
     大人の人口と子どもの人口が1:1だったし・・・
     しかも子どもの半数がバギーにのった幼児・・・
     子どもの体温って高いのよね・・・
     会場が熱気につつまれていて、百貨店の冷房が負けていた・・・

どんなかわいいキャラか見たい人はこちらをみてね→リサとガスパール オフィシャルサイト

今回は絵本の原画を展示しているということでしたが、絵本の原画なのでもともとが小さいから、展示してあっても遠目ではよく見えず、結局みんな壁伝いにほとんど顔をくっつけるようにして見るので、一歩下がって鑑賞・・・という優雅な見方ができず。しかも照明がむやみに暗く、余計にキャラのかわいらしさを減らしていた気が・・・

途中で、作者のインタビューのビデオをやっていたので、そちらを見ることに。

作者は、ゲオルグ・ハレンスレーベンさんと、アン・グットマンさんというご夫婦です。
このお二人が共同で絵本をお作りになっているわけですが、おそらく自宅のアトリエと思われるところでインタビューにお答えになっていました。

それでね・・・
おふたりの芸術活動にはなんの関係もないことではありますが、このおふたりは相手のことを「パートナー」とお呼びになっているのね。
お子さんも3人いらっしゃるし、公私ともにパートナーでいらっしゃって、はっきり言って、朝から晩までいっしょみたいなんだけど、でも、端々から、

「ああ、この二人はパートナーであって、決して夫婦ではないよなあ」

という感じがひしひしと伝わってきたの・・・

どこがかっていうと、例えば、ゲオルグさん(だんなさんのほうね)がお答えになっているでしょ?
そうすると、アンさん(奥さんのほうね)は、ほとんど新鮮な感じで聞き入っているわけよ。
相手が話している間は、ものすごく相手の言葉を尊重しているっていうか、一生懸命、相手の文脈っていうのをつかもうと、聞き入っている感じがひしひしと伝わってくるの。

逆にアンさんが話している間は、ゲオルグさんは、
「えっ、キミはそんな風に思うの?」
みたいな感じで、やっぱりすっごく真摯に相手の言葉を受け止めているわけ。

お二人が芸術家で、二人が一緒にいる意味っていうのが、芸術的に相手が一番の理解者であるっていうのも大きいかもしれない。

ヨーロッパの大人のカップルって、多少なりともこういう部分がみんなあるのかもしれない。

とにかく、何か久しぶりに新鮮なものを見たって感じだったわ。

だって、私が日常的に見てる夫婦像って、たいてい、奥さんが家族代表って感じで一方的にだんなの意見も代弁してたり(その間、だんなの思考はたいてい停止状態)、あるいは、だんなさんが一人で持論を展開してるけど家族の誰も相手にしないとか、なんか、うまくいってる家族ほど、夫婦がお互いの発言を完全無視してて、それをお互い何とも思ってない・・・みたいな感じがあると思うの・・・

それを必ずしも日本的っていうのは、正しくないかもしれないけど、
「うちのお父ちゃんは、こうだ!」
って断言できるおかあちゃんのいるお家って、たいていうまくいってるような・・・

会場の出口のところでは、キャラクターグッズもいっぱい売っていました。
もともとかわいいキャラなので、グッズもカワイイはず・・・と思って見てみましたが・・・

感想 : 全然かわいくない!

う〜ん、かわいくないっていうのとはちょっと違うけど、ほんのちょっとした仕上がりの問題だと思うんだけど、思わず「カワイイ〜」と手に取る感じがなかった。

もしも、サンリオに作らせたら、同じキャラを、10倍かわいい仕上がりにしたと思うわ。

victoria007でした。