女の商品価値

おはようございます。victoria007です。

みなさま、ご心配おかけいたしました。
一晩よく寝て、お腹がすいて目が覚めたvictoria007です。

最近、痴漢で御用になる男性が多うございますね。
私も若い頃は、独りで電車に乗ると、よく痴漢にあったものでございます。

今はどうかわかりませんが、私がピチピチの女子大生だったころ、井の頭線を毎日使っておりましたが、吉祥寺から乗って、だいたい下北沢の駅が近づいてくると、必ずといっていいほど、どこかから悪さをする手が近づいてきて・・・

特に一両目に乗っていると、その確率は、ほぼ、100%だったのでございます。

生々しい話で恐縮でございますが、痴漢にもいろいろランクというのがございまして、最もやめていただきたかったのが、
・座っている女性の目の前に立ってはいている衣服を下ろす
・・・
あれをされると一日中、イヤな映像が振り払っても振り払っても目の前から消えず、困ったものでございました。

中には非常に器用な方がいらっしゃって、どこをどうくぐりぬけてきたのか、気がついたら手がこちらの下着の下・・・ってこともございました。

ちょっと、ストッキング伝線するじゃないの!やめてよ!このストッキングひきしめ効果抜群のやつで高かったんだから・・・

とか、今の私なら言えますが、当時はただもう悪魔の手から逃れたい一方で必死で・・・

ただ、一般的な痴漢(全体の90%以上)はおとなしいものでありまして、
・服の上からおさわり
程度のものでございました。

別にさわられていい気持ちはしませんが、
「ああ、またか・・・」
くらいのもので、あんまりダメージもなく、そのうち、根が性悪な私は、どうやって痴漢にレベンジするか、ということを考え始めました。

世の中、ギブアンドテイクですよ・・・

自分でもあれは痛快だったと思うのは、やはり、井の頭線の中で、すっごく身体の大きい男性に後ろからがっしりと抱きつかれ、すっぽりとバックの体勢になってしまった時で・・・

ちょっと、やめてよ!何考えてるのよ!

でも、後ろの男性は腰の動きをやめない。

あ、やっと下北沢の駅につきました。
ドアが開いて・・・

そこで、その日はちょうど先のとんがった傘を持っていたので、それで思いっきり足を突いてやり(もちろん靴で保護されていない場所をねらい打ち)相手がひるんだところを後ろから思いっきり蹴飛ばしてやった・・・

バッターーーン!

その男はホームに倒れ込み、顔を強打。
ついでに悪さをしていた部位も強打した模様・・・

ざまあみやがれ!

・・・
映画館も痴漢の巣でありまして、何だったかタイトルは忘れましたが、とても痴漢のやる気をそそるとは思えない内容の映画を見ていたとき、いつの間にか隣の席に男性が座っていて、そして、いつの間にか手がフトモモの上に・・・

ちょっと、今、いいところなんだから、じゃましないでよ!

っていうつもりで顔を見たら、にまーって笑って来て・・・

どう見ても仕事をさぼってる営業マンって感じで、白いワイシャツにネクタイしめてるの・・・

そこで、私は一計を講じ・・・

バッグから口紅を取り出して、背中に思いっきり真っ赤な口紅塗りたくってやった・・・

口紅って洗濯しても落ちないのよね・・・

ざまあみやがれ!

・・・
所変わって、名古屋の地下鉄、鶴舞線に乗っていた時・・・
あれはたしか上前津から伏見にむかっていた時だったと思う・・・

日曜の朝だったので、すいていて、乗客はみんな間を空けて座っていました。

そしたら、隣の車両から、朝っぱらから、どう見てもぐでんぐでんに酔っぱらったおっさんがドタンバタンと大きな音をさせて移って来たのね・・・

入ってきた途端、酒臭い息が車両中に充満し、制服を来た女子高校生なんかは
「やだー!気持ちわりぃ〜」
とか言いながら席を立って隣の車両に逃げて行ったり・・・

でね、このおっさん、絶対にもう理性のかけらもなくって本能のままに動いている野獣状態だったんだけど、若い女の子を見つけては隣に座り、でれでれとしなだれかかったりなんかし出したわけ・・・

みんな速攻で逃げますよ・・・

結局、伏見駅で通報を受けた駅員数名に取り押さえられ、連行されてったんだけどね・・・

そんでね・・・
ここからが、今日のこのムダに長〜いエントリーのポイントなんでありますが、その、おっさん、私の前はためらいもなくスルーしたのよ!

こら、おっさん!
どこに目ェつけてんねん!
私を避けるとは、どういうことや!

つまりね・・・
街で痴漢にあうっていうのは、26歳までなんです。

その時、私は26歳の誕生日を過ぎたところで・・・

その後、どんなにボディコンシャスな服を着ていようと、電車の中でおさわりされることはなくなりました。

本日の結論 : 女の商品価値は26歳までである。

酔っぱらいのおっさんにスルーされたあの日、私の青春は終わりました。

痴漢にあわなくなったのと時を同じくして、デートにお財布を持って出掛けるようになりました。
それまでは、デート中にお金を払うなんて考えられなかったわけ。

ドアーツードアでお迎えお見送りがあるのは当然、お茶代からお食事代まですべて男持ちだったのに、いつの間にかすべてのお膳立てをこちらがするようになり・・・

特に諭吉さんが登場する時になると、ささっと男がトイレかなんかに行って見えなくなるのはなぜなんだろう・・・

・・・
だからね、痴漢報道を見てるといつも思うわけ・・・

あんたたちね、痴漢にあうっていうのは、若い女の生きるコストみたいなものなのよ。
26歳超えたら誰も(酔っぱらいのおっさんでさえ)触っちゃあくれないんだから、今のうちに楽しんでおきなさい。
どうしてもイヤだったら、その場でケリを入れればすっきりするんだから・・・

victoria007でした。