教育費は誰が負担すべき?

こんにちは。Victoriaです。

毎日新聞がシリーズで一面に載せている「明日はある…か?:増税を問う」、先日は
「高福祉・高負担」スウェーデンモデル - Victoriaの日記
でしたが、今日のお題は、
http://mainichi.jp/life/edu/news/20101130ddm001010066000c.html
でした。

早速、見てみましょう。


>>「第二次世界大戦はなぜ起きたのだろう」。デンマークでは、7〜15歳の通う義務教育の「国民学校」でも、生徒にテーマを投げかけ、議論させる形の授業が多い。首都コペンハーゲン近郊で公務員の夫(デンマーク人)、高校生の娘2人と暮らす銀行員、山村路子さん(49)=仮名=は「暗記中心の日本と全然違った」と娘たちの国民学校時代を振り返る。

 受験戦争を経て日本の大学を卒業した山村さんは、国民学校の授業に不安も感じた。日本より進度が半年〜1年遅く、反復学習はほとんどない。だが、授業内容を知るに連れ「自分で考える能力を培うデンマーク流の方が生きる上で必要」と思うようになった。

 高校、大学とも学校の成績で進学先が決まるため入試はない。長女(18)はビジネススクール進学を志望、次女(16)は大学に進学するつもりだ。「受験に追い立てられることもなく、自主性とゆとりある生活を送っている」

 家計の教育費負担も軽い。国民学校−大学の授業料は原則無料。教育関連の公費支出は国内総生産(GDP)比(07年)6・6%で、経済協力開発機構OECD)の中でデータを比較できる28カ国中2位という高水準だ。

 教育への手厚い支援の原資は所得税率40〜60%、消費税率25%という重い税負担だ。食品にも25%かかる。「野菜や菓子は特に高く感じる」と話す山村さんだが「みんなで負担して育てることが福祉国家の維持につながる」と納得している。

 横浜市の主婦、田中奈美さん(48)=同=は、国立大生の長男(20)と公立高生の次男(18)、私立中1年の三男(13)を抱え、教育費負担に押しつぶされそうだ。09年度の授業料は3人分で115万円。受験生だった次男、三男の塾代に約123万円かかった。これまでの塾代は累計500万円超で、次男、三男に今後かかる分を考えると「総額700万〜800万円になる」とため息をつく。

 消費税5%の日本では、教育関連の公費支出(GDP比、07年)がOECD28カ国中最下位の3・3%。一方、7月の日本政策金融公庫の調査によると、小学生以上の子供を持つ家庭は年収の37・6%を塾代など教育費に割き、低年収世帯ほど負担割合は大きかった。

 川崎市の主婦、池元妙子さん(33)=同=は0〜4歳の男児3人を抱える。インターネット家計簿「ココマネ」をつけているが、アパートの家賃、幼稚園の月謝などがかさみ、しんきゅう師の夫(35)の月給約22万円だけでは足が出る。子供3人の今後の教育費を考えると、やりくりできる自信はない。3年前には自分の生命保険を減額し、長男の学資保険に振り向けた。「教育費が無料なら、多少、税金が高くてもがまんできる」と話す。

 デンマーク在住の日欧文化交流学院教員、銭本隆行さん(42)は「日本の戦略として、優秀な人材を育てる投資を増やし、国民全体で負担するべきではないか」と提言する。<<
教育費を誰が負担しているのか?という国際比較のよく見るグラフも載っていました。

・・・
教育って、お金をかければかけただけ効果があるという保証もないし、
(お金をかけて塾に行くより、近所にいいロールモデルになるかっこいいお兄ちゃんが一人いるほうが、よっぽどモチベーションアップに役だったりするし・・・)、
目的外の効果があったりとか、
(泳ぎがうまくなりたいっていう目的ではじめたスイミングで友達できて外向的な性格になったりとか・・・)
いろいろ複雑なんで、あんまりお金を中心に考えてもうまくいかないんじゃないか・・・

って、思いますけどね・・・

それに、日本の場合、税金でやるとなれば、また、一斉にお上(文部科学省)の号令でやるってことでしょ?

ゆとり教育の大失敗が証明済みの通り、お国頼みではロクなことはないかと・・・

Victoriaの結論 : 江戸時代の寺子屋方式が一番日本人にあってる教育方法なんじゃないの?

・・・ということで、これ以上、教育費負担のために税金あげることには反対。

Victoriaでした。