タイ バンコク 週末旅行レポート カーオ・マン・カイ編 

おはようございます。Victoriaです。

フアラムボーン駅からサヤーム・スクエアまでやってきたVictoria・・・
タイ バンコク 週末旅行レポート フアラムボーン駅編 - Victoriaの日記
タイ バンコク 週末旅行レポート サヤーム・スクエア編 - Victoriaの日記
クリスマスのイルミネーションで盛り上がりを見せている伊勢丹前を通り過ぎて、プラトゥーナームに到着しました。

プラトゥーナーム市場は、ファッション関係のショップで埋め尽くされた、女性にとってはいくらお金があっても足りない魔の空間です。

夏仕様に限定されるけど、すっごくVictoriaの好みの服がいっぱい並んでいて・・・
派手好きな関西の方とか、Victoriaのようにキラデコ好みの名古屋嬢には、バンコクのファッションセンスはぴったりなんじゃ・・・

来年の夏は、またバンコクに週末ひとっとびして、服のまとめ買いをしようかな・・・

さて、「地球の歩き方 バンコク」の「名物食堂巡り」というページに、派手なピンクのユニフォームを着た店員さんがまめまめしく働いているお店の写真が載っています。(地球の歩き方をお持ちの方は158ページをご覧ください)

D18 地球の歩き方 バンコク 2010~2011

D18 地球の歩き方 バンコク 2010~2011

説明を読むと・・・

>>屋台の一膳メシとして人気があるカーオ・マン・カイの名店。従業員がそろいのピンクのユニフォームを着ているのが目印。営業時間が長いので、飲んだ後のメシなど思いたった時にカーオ・マン・カイが食べられる。一皿35バーツ(約100円)<<

カーオ・マン・カイというのは、屋台ご飯の定番で、蒸し鶏のせご飯のこと。下のご飯は鳥のスープで炊いてあって、それにたれをかけて食べます。

お店は、ちゃんとテーブルといすがあって、もちろん屋根もついてるので、屋台よりは高級感がありますが、ほんと、一膳メシっていう言葉がぴったり。

Victoria、一膳メシが大好きです。

ご飯に一品おかずをのせて豪快に食べるのが大好きで、ここだけの話ですが、今までの人生で一番自分に合わないな・・・と思ったメシは、京都で食べた懐石料理。

お上品に薄味で仕上げられた食材が、すべて一口ずつ盛られたお膳が出てきたときは、その迫力のなさに倒れそうになった・・・

どっちかっていうと体力勝負の仕事をしてるせいか、おかずはメシが進むように塩味をきかせてないと、食べた気がしない・・・

さあ、では早速入ってみましょう。

まず、お店の入り口に大きなポリバケツが置いてあって、そこに使用済みの食器が山のように放り込まれているのが目に入りました。

これが、お店の裏じゃなくて、正面だっていうところがポイントね。
すべてのお客さんは、この洗い物の山の横を通ってお店に入ってくるわけです。

日本人なら、汚いものは隠そうとすると思うんだけど、堂々と店先に積み上げるっていうのが、豪快です。

地球の歩き方」にのっているのと同じピンクのユニフォーム姿の店員さんが、忙しそうに注文をとっていました。

さすが信心深いタイ、お店にはこのようなものが・・・

壁には仏像が鎮座していて、店内をお守りしていました。

さて、肝心のお料理ですが・・・

量は大変少ない。
ご飯はお茶碗一杯分くらい。

なので、あっという間に食べ終わる分量です。

隣にカップルで座った女の子は、カーオ・マン・カイ以外にも、一品のおかずを注文していて、野菜と春雨をピリ辛味で炒めたものだったんだけど、「よかったら、一口食べない?」
って言って、すすめてくれました。

ご厚意に甘えて一口いただいてみました。

うん、やっぱり、暑い国で食べるピリ辛はうまいぜ!

Victoria、一年365日、毎日昼はカーオ・マン・カイでもいけます。

メシとおかずをいっしょに料理して、鶏肉の栄養を全部食べようねっていうコンセプトが気に入った。

早速、自宅でも作ってみようと決心。

お店の営業時間ですが・・・
早朝5:30〜15:00、17:00〜翌3:00
だそうです。

ほぼ、一日中、いつでも食べられるということですね。

お店はホントに繁盛しており、常連さんでいっぱいでした。
お持ち帰りもできるようで、白いレジ袋にいっぱいつめたお持ち帰り用のおかずを持って帰る人がいっぱいいました。
家族へのおみやげかな・・・

タイでは女の人がよく働くようで、午後10時になっても、バスを待つお仕事帰りの女の人がいっぱいいました。
屋台でも女の人たちががっつりお肉やお魚を食べていました。

女が働くと家庭に主婦っていうのがいないから、メシはこういう食堂なんかで食べることが多くなるのかもしれない。

バンコクだったら、滋養のあるおかずを好きに選んで食べることができるから、毎日屋台でも全然困らないって思った。

私も働いているからよくわかるけど、仕事してて困るのは食事なのね。

食事を準備するには、食材を買わなくちゃなんないでしょ?
忙しい時は、スーパーへちょっと買い物っていうのをするヒマもないわけ。
かといって、まともに外食できる時間帯に仕事が終わらないから、もっとも忙しくて、もっとも栄養補給が必要な時期に、ものすごく飢えてるってことになるのよ。

だから、買い置きに頼るわけですが・・・
毎日冷凍食品っていうのもね・・・

子育て支援のために子ども手当とかいろいろ政府も苦労なさってますが、もちろんお金の支援も嬉しいけど、社会全体のインフラっていうか、安くてささっとおいしいものが食べられる屋台なんかがすぐ近くにあるっていうのも、大事な社会資本だと、つくづく・・・

デパ地下の高い食材なんか、絶対に買おうと思わないけど、屋台と市場は絶対に近所にほしい・・・

お客さんの出入りがひっきりなしにある忙しそうな店内を後にするとき、こんなお店で働きたいな・・・って思っちゃって・・・


Victoriaでした。
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